門脇麦ちゃんと、水原希子ちゃんという大好きなお若い女優さんが、実に上手にそれぞれの役を好演されていて。。


なに気に広告見つけて、面白そうだなぁ、、と、思いAmazonプライムで410円払って映画を見た。


映画が面白すぎて、原作をどうしても読みたくなって、今、読書中なの。



現代の格差社会を描いているけれど、登場人物に悪人が1人もいない、、


みたいな書評にも興味を持った。

 

最高に面白かった映画なんだけれど、やはり映画は割愛されている『エピソード』や『言葉』もたくさん有って、映画を見た後でも『原作』がとても楽しめているの。


今、第2章、水原希子ちゃんのほうの女の子の章を読んでいるところ。


全く生まれも育ちも違う2人の女の子が、大人になることによって『育った環境とは違うステージ』で出会い、関係性が出来上がっていく。


まだ小説の最後は読んでいないのだけれど、最後まで一気に読んじゃうのが『もったいない感じ』でブログを書いています(^^;)

 

イヤミでも何でもなくて、ヒマコは華子ちゃんの方側だったんだと思うんだけど(笑)、もはや華子ちゃんの側の真ん中にはいないから、言えるんだけどねヾ(≧∀≦*)ノ〃


もちろん美紀の世界だって大人になって知っているし、『仕事仲間』はほとんど美紀の世界なのよね(^^;)


『華子ちゃんの世界』のほうの友達は、そもそもヒマコの世代ではまず働いていないしさぁ。


マブダチの院長夫人は『働いている』って言うんたけど( *´艸`)、、


病院の『経理』を見て、月末は『銀行』が来たり、『医師信』が来たり、『税理士さん』が来たり、、


確かにヒマコが『遊ぼぉ♪』って言っても断られるけど。


でもさぁ、全て『おうちのリビング』で完結するからねっ(^w^)

 

著者の山内マリコさんはどちら側の方なのだろう、、と思うほどそれぞれの世界の『細かいディテール』まで描いていらして、びっくりしちゃう。


華子の世界のほうの話しで、何かのくだりで、『固定資産税が大変で現金は案外無い、、』とか、、(^^;;


『相続で土地を売ってマンションに引っ越したお祖母様、、』とか、、


身につまされて笑える文章も時折差し込まれている。


どっちのクラスの女の子も、登場人物に悪人はいない。


それぞれの世界でフツーに生きている。

 

みんな『人柄が良くて賢い』から、分断されずに仲良く出来てる、、っていうか。


『ホームグラウンド』としての、『居心地の良い世界』というのはそれぞれにあるとは思うんだけどね。


『あのこは貴族』というタイトルも、決して美紀たちからみた華子のことを揶揄しているわけでもなく、、

 

華子たちが、華子の夫になる幸一郎を指して呼んでいるような『ニュアンス』もある。


このシーンで、ちょっと異論を唱えるならば、華子たちは『自分の家よりお金がありそう、、』だとか、『職業』とか、そういうことで相手を自分より『上のクラスだ、、』とか思わないと思うのよね。


『うわぁ、お金持ちなのねぇ、、』とかは言ったりすると思うけど、、


フツーにミーハーにね(^w^)

 

『オマエもなっ』って、今のヒマコなら『ツッコミ』入れるところだけどねっ(о´∀`о)

 

今日も良い1日となりますように♪