私の人生の進め方はとてもゆっくりだ。


3年ガーッと動いて、

3年ジーッと地中で眠って、

忘れた頃に動き出す。


振り返るといつもこんなペース。

もっと平坦にいけたらいいなって思うけど、それができないのが、私なのかもしれない。


でも、

この地中での3年間を経た後、

私の世界はひっくり返る。



今回はひっくり返り方がすごい。

全く違う世界のようにすら感じる。



ずーっと大事にされ、

ずーっと愛されてきた。

それを知らなかったというか、

見ようとしなかったのは

私だったんだ…



泣き笑い泣き笑い泣き笑い



なんて傲慢で、

申し訳ないことなんだろう。



そこをひっくり返したのは、

夫となる彼なんだけど、



私はずっと、

愛されない、

一番になれないのは、

自分のせいだと思った。



私には何かが欠けていて、

周りに比べて劣った存在であり、

だから、選ばれないんだと。



でも、全然違ってた。

もちろん誰かに比べて、

出来ることも出来ないこともある。



でも、劣ってるとか、

どうとかの問題でなくて、



私が私を全然認めず、

私が私を許さず、

私が私を拒否し続けたことによって、



周りからの愛情をも、

拒否し続けた結果だった。



今回、

私は私自身のそのままを認め、

できないこと、過去の失敗を許し、

今の私そのままを受け入れ始めた時、



目の前に現れてくれたのが、

夫となる彼。



私だから愛されるっていうより、

彼には、そもそも人を愛する強固な器が備わっていて、彼自身もそれを育てて続けてる。

そこにこの人生とか、命の時間を使ってる感じすらする。



〇〇だから愛されるとか、

〇〇できるから愛されるとか、

誰々だから愛されるとか、



そんなのはなくって、

ただただ愛される。



それを受け取り、

私も愛する。



愛される人、愛されない人、

なんてものは存在しないけど、



愛するのが得意な人はいる。

愛されるのが得意な人もいる。



だから、

私は愛するのが得意な彼に見つかり、

とてもラッキーだった



ほんとそれだけだった。

私がどんな存在であるかなんて、

関係なかった。



「自分は愛されない人間だ」

って、過去の私のように感じてる人がいたら、ダメな自分も、できる自分も、全ての自分に屈服してほしいな。



完全に負けていいから。

無理して自分の良いところなんて、

見つけようとしなくていいし、

取り繕わなくていい。



負けていい。

そもそも戦ってるものなんてなくて、

敵なんてどこにもいないから。



で、

愛せる器を持つ人に出会った時に、

最大限に素直な自分でいること。



私だから愛されるんじゃなくて、

愛することが上手な彼に見つかった。

ほんとそれ…笑



彼が私の「推し」になったのは、

尊敬するほど素直で、

愛し方が上手な人で、

子供のように無邪気だから。



そんな彼を見つけた私にも、

あっぱれ!!


彼渾身のアルミホイルで作った指輪での独特なプロポーズ爆笑に私の微妙な表情が撮れた一枚…笑


全然カッコつけない笑!!

カッコつけてくれない笑!!


でも、

たとえ無一文になっても、

雑草でも何でも食べながら、

でもあーでもない、こーでもないと、

笑いながら一緒に進めそうだな

と思って爆笑


チエミ