息子との関係を通して、

自分がこれまで握りしめていた

苦しい価値観を見つめ直してる最中の私。

先日、息子の授業参観がありました。

ずっと休みがちだった息子が、

その日は渋々登校。


その場に居ればオッケー👌

くらいな気持ちでいたので、

授業参観はフラットな気持ちで

過ごしておりました。



参観日は、

学級懇談会や

学級PTAが行われることも多く、

今年度学級PTAの役員を

引き受けてることもあり、

そのまま参加。



学級懇談会では、

そんなに普段顔を合わせることのない

お母さんたちとお会いし、

先生から日頃の様子を聞き、

お母さんたちからも

最近の我が子の様子を話す時間が

設けられていました。



正直、

嫌だな〜と思いながら、

何とか踏ん張る時間。



そこで、

あるお母さんから、

最近のこのクラスで起きてること、

一部の子供たちによる迷惑行為について。

そこからの問題提起的なお話がありました。



その迷惑行為の

渦中にいるのは、

誰でもない我が息子。

息子ひとりが渦中ではないけど、

ど真ん中には変わりない。



上がる心拍数、

パクパクと心臓音が外に

漏れ出すんじゃないかと思いながら、



何とかその場に身を置きつつ、

それぞれのお母さん方が思うことや

子供たちから聞いたという

話に耳を傾ける。



「他に話したい方はいますか?」



先生の声かけに、

恐る恐る手を挙げる。



我が息子が

その渦中の子供であること。

我が親子に起きていること。

私自身の子育ての価値観の見直し、

子育てのやり直しを試みてること。



今すぐに

解決はできないかもしれないけど、

努力はするので温かく見守ってほしい

ということ



を正直に話した。

誰の目も見れない。

涙も出るわけではない。



ただ視線が刺さる感じがしていました。




その時、

その後の私の気持ちは、

同情されたくない。




共感されることが、

あまり好きではないのか、

「気持ちわかるよ」や「私も悩んでたよ」という言葉で、私の気持ちが和らぐことはまずなくて、



そっか。そっか。

そんな風に感じてるのか。


とフラットに聞いてもらうことが、

一番の優しさに思えた。


ただ、

今起きていることとして、

聞いてほしいだけだったのです。



そして、

これ以上責めないでほしいとも

思っておりました。


さて、


ここから

息子のことは

全く関係なくなるんですが…笑



なぜか私は、

同情にコントロールを感じてしまう。


あ、そんな風に思ってるんだと気づいて、



そこを紐解いてみたら、

同情されると

自分の立場が下になる

相手の支配下になる

と出てきたのです。



ヤバいでしょ…笑?

 


だから、

弱さや出来なささを表現できない。 

コントロールされることが、

すごい怖かったわけです。

 


そういう時に、

断ることをすればいいだけなのに、

それができずずっと怯えて、

強いふりをしていたわけです。



でも、これが私の今の実態。



逆を言えば、

私が相手をコントロールしようとする時に、同情や心配をしているということ。罪悪感で相手を縛る。



私の場合、

これは主に恋愛の時にしてしまっていた。



子供とのこと、

恋愛のこと、

あらゆることが並行して起こり、



色んな形で、

グチャグチャになりながら、

それでも元を辿っていくと、

同じところへ繋がっていく。



学級懇談会も恋愛の終わりも、

それはなかなかキツイものだけど、



それは

自分の中を見直すために

必要なことであり、



道半ばであることを、

少し希望にも感じてる。



子供のことで、

元を辿って行ったら、

自分の価値観に行き着いた後、



気づきと同時に、

自分を責めることが

止められなくなった。



全部、全部、私じゃん。と。



で、

そんなことを数日間続けていたら、

遂に現実の世界でも

ちゃんと責められることが起きた。



でも、そこまで来ないと、

私は自分を責めることを止めれず、

自分の味方になろうとしない。



そこからやっと、

自分が子供の頃に感じていたことや、

親の姿から無意識に学んでしまったこと、

築いてきた価値観へと、

視点をシフトさせていく。



あ、そーゆーことだったのか。

あ、だからそんなに怖かったのか。

あ、だからそーゆー反応をしていたのか。

あ、だからそーゆー行動をしていたのか。



と、

自分を責めることから、

自分を理解することにシフトする。



ここまでやると、

結構疲れます。

でも少しスッキリします。



私の癖は、

できごとの全体像や詳細を把握、理解する前に、自分や自分の子供の責任だと反射的に考え、行動してしまうこと。



本当は納得なんてしてないはずなのに。

事態を早く収束させたくて、

そこに落とし込もうとする。



だから、

まずは落ち着いて納得するまで

話を聞くこと。



そこでたとえ

非常識だと言われても、

安易に自分たちだけの責任にしないこと。



多角的に状況を把握し、

理解、納得した上で、

取るべき行動を取ること。

そこに責任を持つこと。



これまでの習慣で、

もう意識しなくても

不安や恐怖を感じないように、

これ以上責められないように、

焦って動いてしまうから、



ちゃんと

そんな自分を理解し、

そのことを常に思い出すこと。



がんばれ指差し飛び出すハート