昨日の夜、

スマホの使い方をめぐるやり取りから、

40分以上続く息子の「何で?」の抵抗に感情を抑えきれなくなり、私は息子の頭を叩き、太ももの辺りを思い切り蹴った。

明らかな虐待をした。


泣き喚く我が子を見ながら、

私の心は完全にどっかへ行ってしまったようで、

無心で息子の様子を眺めていた。


しまった、も、

可哀想なことをした、

という後悔も何にも感じない。


むしろ、

まだ発散しきれない怒りの感情が

私の体の中を蠢いてるようだった。



一晩明けて朝になっても

それは変わらず私の中にあり、

同じく後悔や悲しみもなくて…。



さすがに、

私がおかしい。

私がイカれている。

と思った。


日々努力をしたり、

心掛けてる全てが無駄なように感じ、


放心状態だった。

心を失った気がした。



そんな心を失った状態の中、

これは非常事態なんだと

児童相談所へ行き、

相談しようと思った。



虐待は犯罪で、

どんな理由があったとしても、

許される行為ではない。



こちらの気持ちに寄り添いながら、

こちらのペースに合わせ、

丁寧に話を聞いてくださる相談員さん。



でも、

言うべきことは言う。

本当、その通り。



なぜなら、

守るべき対象がいるから。



今回のことであれば、

息子、そして私。





公的な機関、

一般的な窓口に相談してみて、

自分や我が家で起こってることは

異常な事態なのだと、

なんか悟った。



私、ずっと私は問題ない、

私はマトモだって思ってた。



口では自分のおかしさや

異常性を認めてる風にいうけど、



心では、

普通でしょ?と思ってた。



子供を否定するとか、

子供に感情をぶつけるとか、

子供をコントロールしようとするとか、

あまりも言うこと聞かなくて

ワガママなら叩いて黙らせるとか、

大きな音を立てて脅すとか、

睨むとか、



みんな、

心に余裕がなくなれば、

やっちゃうもんでしょ??



くらいに思ってた。



だって、

そういう家庭が

私の育った環境だったから。



それが当たり前だと思ってた。



でも、

なんかその当たり前に、

今回のことで、本当の意味で、

疑問符を付けられそうな気がしてる。



でも、

まるで自分の過去全てが

否定される感じに恐怖を感じて、

抵抗したい自分もいる。



自分が間違ってた。

自分は間違えていた。



これを受け取れるほどの器が、

今の私にあるんだろうか…