昨日、2月22日の午後2時〜
開催されただっこさんこと、
朝霧裕さんのお話会がありました。
【自分ビジネスきほんのき〜一番遠くの私へ〜】

私はだっこさんの
自分ビジネスきほんのきシリーズ1〜3
全てに参加させてもらっていて、
大好きな人なのです。


ところで、
今回のだっこさんの
エネルギー放射は半端なかった。


直前にだっこさんの
ストアーズのオンラインショップが
強制クローズという、
なんとも理解不可能な出来事が
起こったけれど、


それすらも
やる気に変えた
だっこさん。


今回、
だっこさんのお話を聞いていて、


お涙ちょうだいの
時代は終わった”


って心底思った。


私もね、
実はウンザリしていたんだよ。


悲しみはあっていいし、
理不尽であったり、
不憫に思えることだって、
この世にはごまんとある。


だけどね、
そっちばっかりに光を当てるの
やめようよ、そろそろ。


ってずっと思っていた。


悲しみの上にある
“希望”みたいな視点も、


希望にフォーカスを
当てているようでいて、
結局は同じ空気を放ってる。



かわいそう、
弱いひと、
という前提。



そして、未だに、
この“かわいそう”という視点が
優しさや思いやりの類いだと
勘違いしてる人もいる。



かわいそうだった頃の
自分と重なるから、
かわいそうが優しさみたいに
なるのかもしれないけど、



かわいそう、不憫だ、
という視点は、
観測された側にとっては
何とも不自由な制限でしかない。


もちろんね、
病気や障害があれば、
日常で助けが必要なことが、
健康なひとよりたくさんある。



そこのフォローが必要なんだよ。
同情とか、
かわいそうとか、
優しさとかじゃなくて、
実質的な手助けが必要。



そこにさ、
そんな思いたちを
わざわざ乗っけるもんだから、
何とも風通しの悪い、
変なコミュニケーションが生まれる。



でもね、

思いやりや優しい声がけとか、
いつも気にかけて欲しいとか、
かわいそうって思われて、
嬉しいまでいかなくても、
ホッとする人がいる

ってのも知ってる。


だから、ある意味、
需要と供給で成り立ってる世界。



だけどね、
考えてみてほしい。


あなたの可能性はそんなもん?
“かわいそうなひと”
という枠組の中に収まるような
小さな可能性しかないの?


“かわいそうなひと”で
在り続ける努力をしてる人が
多すぎて、正直萎えてしまう。



それは結局、
人からどう見えるかが前提で、
自分の中から湧き上がる
感動や情熱とは全然ちがう。



自分の中で
“かわいそうなひと”で
在り続ける努力をしながら、


自分の可能性を拓く、
自分の人生に情熱をかける


なんてことはできないよ。
抑えてるのは、
誰でもなく、自分だから。



何のために生まれてきたの?
何のためにその肉体を持って、
生まれてきたの?



あなたにしか見えない、
あなたにしか聞こえない、
あなたしか感じられない、


そんな何かで、
あなたの世界は溢れてるのに、
どうしてその話を
聞かせてくれないの?


あなたの世界の話を
言葉にしようとしないの?


私はこの世に、
かわいそうな人なんて
いないと思ってる。


かわいそうって思った時点で、
人は盲目的になり、
一部しか見れなくなる。


それぞれの人生の中で、
精一杯生きてる人に、
かわいそうなんて失礼だよ。


どうやったって、
私たちは“わたし”としての
人生しか歩めないんだもん。


同志として、
そのまま見つめてたらいいじゃん。


で、変な距離なんて置かないで、
一緒に遊ぼうよ。


車椅子を押す必要があるなら、
いくらでも押すよ。


排泄のお手伝いが必要なら、
手伝うよ。


フォークとナイフで
小さくお肉切るよ。


目が見えなかったら、
わたしがあなたの目になるよ。
景色を言葉で読み解くよ。


ペーストの食事しか
食べれないのなら、
レストランに頼みにいくよ。


行きたいところがあるなら、
わたしが足になるよ。


車椅子が乗る、
レンタカー借りにいくよ。


言葉を持たないのなら、
あなたの目の動きを必死に追うよ。







それはかわいそうだからじゃない、
一緒に楽しみたいから。


だっこさんは、
まっすぐな人だ。


自分の弱さもさらけ出す、
本当にまっすぐなひと。


こんな風に出会えたのも、
わたしがウェルドニッヒ・ホフマン病を
知ったのも、



だっこさんが、
だっこさんの世界の話を、
聞かせてくれるから。



もっともっと、表現しよう。
自分の世界のことを。
遠慮せずに。



だっこさんが言う。
“一番遠くにいる私に届くように”って。



言っとくけど、
何かを変えるために、
誰かに訴えるんじゃないよ!



ただただ、この世界に、
あなたの声を、存在を、
響かせるんだよ。


それだけ。


結果なくてどうでもいいって
がむしゃらにやっていたら、


面白いように、
何かが変わるかもしれないよ。


あるあるパンチ・エミ