あんなに夢中になっていた恋を終わりにしました。


ここ数ヶ月恋愛どっぷりキャンペーンをしていた私。


一昨日の夜、彼のLINEが一晩中既読にならないことをきっかけに、ありえないほど不安が膨れ、しかも心配になってかけた電話がプツっと切れた時に、ほかの女性と居ることを疑った自分がいて、もうこの場所にいるのが、すごくしんどくなってしまったんです。


自分でもびっくりするほど、
依存心の塊となり、
本当に彼にどっぷりになっていた私。



衝動的に「終わりにする時だと思う」
とLINEを送りました。



その後、電話で彼と話をしました。



「なんなの?←そりゃそうだ
会いたい時にタイミングが合えば会って、一緒に楽しい時間を過ごす。それでいいじゃん。
なんでそんなに考えこむの?楽しく過ごせばいいじゃん。」「何か証明があればそれで満足するの?関係ってそーゆーものなの?俺は相手に期待したり、依存したりするのは、辛いからもうやめたの」



私は彼にとって唯一無二の存在であることを、願い、求め、そこに執着した私には、彼の言葉がグサグサと刺さりました。



ただ会いたい時に、会って楽しく過ごす相手では不満だったんだし、心のどこかでは本当に大事にされている実感がないことに気付いていたんですね。



もっと私を見てほしい
もっと私を優先してほしい
もっと私を大事にしてほしい
ただただ悲しいさを受け止めてほしい



それが、
私が彼にぶつけたい言葉でした。




1時間ほどあーだこーだと話して電話を切ったけど、今の私の状態を責められたり、でも、途中でつい笑ってしまう時もあって、何だか平行線な感じでした。


電話の最後に、
「もう少し考えてみる」と私の精一杯のお別れ宣言は、なんとも切れ味が悪かったけど、「まだ考えんの?色々と無駄に考えるから、そんな不安になったり、悲しくなるんじゃん」と私が“考える=思考で動いてる”ことが浮き彫りになりました。



朝から全身の血液が、体の外のどこかへ行ってしまったと思うほど、私は不安に包まれ、生殖器どころか、全身が冷たくなって、カタカタ震えて、胃が痛くなっていました。

布団に潜り込み、その不安が流れさるまでじっとしておこうと思ったけど、涙が出ない。悲しみがどっぷりと私に覆いかぶさってきた時の体をかんじながら、時折、おちゃらけながら顔を見にくる息子の姿が救われていました。


不安の体感は強烈だと
意外にも初めて認識した瞬間でした。



電話から数時間経って、電話の前よりも落ち着いている自分がいました。


その場では受け入れられなかったけど、彼の言ってることは間違いではなかった。


私を見ないのも、優先しないのも、大事にしないのも、他でもなく私自身であって、私から私への悲痛な叫びだったんだと、今頃になってやっと気付きました。ここ数週間、カイロで毎日コツコツと温めて、彼との交わりだってあったのに、なんでこんなにも私の膣が潤わないのか、不思議だったんだけど、思考と不安がその原因だったんだと知りました。


もっと頭で考えずに今を楽しめばいい。
純粋に楽しんで、笑って過ごせばいい。
って、彼にずっと言われ続けていたのですが、私は抵抗を続けていました。


恋愛は楽しいことだけではダメだって、それでは本当の関係なんて作れっこない、上っ面な関係だって、関係を深めるのには“色々乗り越えるものかま必要だ”って決めつけてドロドロの体験を選択して、不安のドツボに落としていたは、私自身でした。



恋愛どっぷりキャンペーンで
私が得たのは、痛みを抱えた私と不安の体感。


お風呂の中で体が温まって、少し思考が軽くなった時に、私は自分の子宮に声を出して謝りました。「こんなにも放っておいて、ごめんなさい。」そしたら、意外にも「体感を信じて彼を選んでくれてありがとう」って声が聞こえた気がしました。涙が出ました。この経験でさえ、本当の私は許してくれていたんです。そこで初めて私に向けられた“私の愛”に気付きました。



子宮の声、本当の私、本音、本性。


私はずっと頭で考えだしたものをそれだと勘違いしていました。


なんとなくでも自分と向き合えてるかなーなんて思ってた自分や恋愛でワクワクしたり、愛情深いふりをして依存心の塊になったり、挙句に自分で手放していくっていう、もう幼稚で、痛い、私の今の姿を浮き彫りにして、世に晒してしまったことの恥ずかしさ、カッコ悪さ。。。


恋愛どっぷりキャンペーン中の私の過去の考察を書いたブログ、きっと怖くて当分開けないと思います。あーカッコ悪すぎる。


優等生ぶってきた私は、もちろん久々の恋愛でも、優等生のふり、丸出しでした。



「今が輝けば、未来も輝く」



その言葉を胸に、今まで許せなかった、愛されなくて、惨めで、カッコ悪すぎる私の姿許してあげようと思います。


さいとうちえみ