私は傷つくことが怖かった。

 

それは誰かが私を傷つける訳ではなくて、

偽のプライドが、私が傷つくことを拒んでいたんだよね。

 

人から見て、

恥ずかしい思いをする自分が許せなかったし、かわいそうなんて絶対思われたくなかった。

 

 

心から願っていることでさえ、失敗するリスクを取ってチャレンジできなかった。

 

努力して実らなかった時に、恥ずかしい思いをするぐらいなら、努力しないという選択をした。

だから、何もかもが中途半端だったんだ。

 

 

それって、

どれだけ私は私の期待を裏切ってきたかってことなんだよね。

目一杯自分のために頑張らせてあげたことあったかな・・・。

いつもどこかで逃げ腰だったんだな・・・。

 

 

今ね、私は節目にいる。

今まで慣れ親しんだ居場所からのもう一歩進む。

 

このブログもそんな私の一つの試みで、

これから

自己表現において

仕事において

収入において

恋愛において

人生に挑んでいく。

 

自分をよく見せようとしてたから、そもそもSNSを毛嫌いしていた。Facebookに上がってくる知人の投稿を見ては、「なんで何のためらいもなく、こんな素直に投稿できるの?」って嫉妬したり、気持ちが焦せるから、見るのを止めていた時期もあったよね。

 

本当は羨ましくて仕方なかったくせに、

色んな人の投稿を見ては、拗ねて、ナルシスト!くらいに思ってた・・・。

恥ずかしいね。今思うと。

 

 

仕事もずっと自分で稼ぐことにはチャレンジできなかった。

告知したのに人が集まらなかったら恥ずかしいと思っていたし、

「こんなものをこの値段で売ってるの?」と突かれるのが怖くて、何かを販売することができなかった。

 

 

そしてさ、欲しいほどの収入もないのに、平気な顔して生きてきたけど・・・本当は全然足りてなかったし、稼げない自分がカッコ悪くて、お金を悪者にしていた。

 

 

恋愛だってさ、

好きな人にフラれる自分がカッコ悪くて許せなくて、

いつも先に好意を持ってくれた人とお付き合いをしてきた。

 

 

もうそろそろさ、

本気で自分が傷つくことを、自分に許してあげたいと思ったよ。

ダサくても、カッコ悪くても、痛々しくても、

それでいいじゃん。って。

 

 

それが自分じゃん。って。

 

 

今からだって遅くない。

すぐにできなくても、

今までのクセが顔を出したとしても、

 

 

何度でも何度でも

やり直せばいい。

 

 

 

春分を前に、

これから自分が見ていく世界を変えたいと思ったよ。

 

 

さいとう ちえみ