こんにちは。
roromomoです。
今回は四柱推命の相性占いについて書いていきます。
五行陰陽説で見る相性
四柱推命では、木火土金水の五行と陰陽から表す十干で相性を導きます。
インターネットでご自身とお相手の四柱推命を検索すると、日干が分かると思いますので、そちらを参考にしてみてください。
甲乙__木タイプ "甲_樹木、乙_草花"
雨や太陽の光でのびのびと育ちますので、丙や癸との相性は抜群。しかし、陽の光が強すぎたり、雨が多すぎたりすると木は弱ってしまいます。お互いのパワーバランスや思いやりが必要です。
また、木を切る斧(庚)は木にとって辛い相手になる可能性もありますが、斧に斬られることで役立つ家具に生まれ変わることも。関わり方次第で、成長に繋がる相性です。乙は草花なので、斧の庚よりも、ハサミの辛との相性が良さそう。
丙丁__火タイプ "丙_太陽、丁_灯火"
火の燃料となる木タイプとの相性が良いでしょう。お互いにエネルギーを与え合う関係です。また、畑(己)にもエネルギーを注ぎます。
一方で、水タイプ(壬や癸)との相性は少し難しいようです。
戊己__土タイプ "戊_山、己_田畑"
山から鉱石が採れるように、鉄(庚)は山(戊)からエネルギーを得ることができます。
また、海(壬)にとって土(戊)は堤防の役割を担い、戊の存在で周囲との関係が良くなるでしょう。
雨(癸)との関係も基本的には良好ですが、雨が強すぎると土砂崩れを起こしてしまうようにパワーバランスが重要になります。
庚辛__金タイプ "庚_鉄、辛_宝石"
五行では金が水を生むと考えられているため、水(壬、癸)との相性は良好ですが、刀(庚)は雨に濡れると錆びてしまうため、雨(癸)との相性はイマイチ。
一方で、火(丙、丁)とは相性が悪いとされますが、鉄(庚)と火(丁)の関係。火の力で鉄は剋され鋭い刀になりますので、関わり方次第で相性は変わります。
壬癸__水タイプ "壬_海湖、癸_雨雲"
水(壬、癸)は、田畑(に潤いを与える存在のため、相性は良いと言えます。雨(癸)は樹木(甲)との相性も抜群。宝石(辛)にとっての壬は、汚れを落として輝きを増してくれるものなので良好な関係を築く事ができます。
一方で、太陽(丙)と雨雲(癸)はお互いにとって邪魔な存在。うまく付き合うのは難しいかもしれません。
(水タイプの表記が抜けていたので追加しました。2021.04.26)
相性の考え方
一般的な五行の考え方は
木は燃えて火を生む、
火は灰になり土を生む、
土から鉱石(鉄)が生じる、
金属は腐食し水に還る、
水の力で木が育つ。
この生み、育む関係性が相性的に吉とされています。
そして、
木は土の養分を奪って成長する、
火は金属を溶かして成形する、
土によって水はコントロールされる、
金属の斧は木を切り倒す、
水は火を消す、
この関係を「剋す」といい凶の相性と言われているのです。
しかし、剋されてこそ輝きを放つ場合もあるので、そこは考え方次第です。
ツライ関係が自身の成長につながる場合も多くあります。
どんな相手でも、良い悪いだけで判断せずに、相手と自分の特性をよく考えることが大切です。
四柱推命は占いですが、占い師の考え方で全く違った結果になることがあります。
これが占いの難しいところであり、面白いところですね