今、巷では「赤ちゃんポスト」の設置について色々論議をされてますが、

どうなんでしょうね。


答えははっきりいえないけれど、私は立場上、やはり反対ですね。

経済状況とかもちろん抱える背景はさまざまあり、一概に悪いとも言えないかもしれませんが、

これを容認してしまう社会に問題があると思います。

やはりこれは倫理観が問われますよ。

そして大々的に受け入れてはいけないことだと思いますよ。

みんながみんな…とは言いませんが、やはり自己責任の問題でしょ??いかに自覚があるか。責任があるか。


命を救う…それはもちろん大切なことだし、大優先すべきことですが、

置いていかれた子どもの精神発達に大きな影響を及ぼすことは間違いないわけでしょ?

その子が自分の生い立ちを知って、どんなに悲しい気持ちになって、そんな自分と直面して乗り越えていくか。

私はそのことを考えると、子どもがかわいそうでなりません。


そう思うのは、私がそういう境遇におらず、ちゃんと実の親に育てられたから…苦労を知らないからこその

理想論なのかもしれません。


保育士という立場にいながらも、実は私はいまだに「三歳神話」を重要だな…と感じています。

3歳神話とは、3歳までは親がしっかりと育てるべき…って、簡単に言えばそういうことなのですが、

いま、男女ともに社会で働く時代に、そんなことは時代錯誤、後退した考え方で時代にはあっていないのかもしれません。


実際、仕事を持っていれば、1日子どもの養育に携わるわけにもいかないし、保育園に預け仕事を続ける…これが必然でもあります。

私も働くお母さんたちを支援する身ですから、忙しいお母さんたちのことを理解しているつもりです。


私が言いたいのは一緒にいる時間うんぬんより、気持ちの問題といいたいのです。

今は3歳まで親のそばで…がもちろん理想だけれど、親に代わる人が親と同様に愛情もって育てればよい、といわれていますが、よく職場でも耳にするお母さんたちのつぶやきが気になってしょうがないのです。

自分の子どもをしかるとき、「ほら、先生がいけないっていったでしょ???」って一言です。

いつもこの言葉に違和感を感じています。

先生がいけないっていうから自分の子どもをしかっているのですか??って。

自分の子どもにいけないことを知らせるために、しかるのなら分かるのです。

しかるために、『先生』という存在を引き合いにだすのであれば、ぜんぜんかまいませんし、むしろ使ってください!!

ただ、先生に言われるから…っていうのは違うと思うのです。


どんなに子どもと一緒にいる時間が短くたって、心のつながり、通じ合いがあれば、それは3歳神話と同じだと思いますが、

子育てをまるっきり他の人にゆだねる…って感じで、なんかはきちがえているような気がするのです。


私の勝手な考えなので、反論のある方もいるかと思います。個人の考えなので、お気を悪くなさらないように。


赤ちゃんポストに3歳の子が入れられていた…という報道を聞いて、あれこれ考えてしまいました。



どうでもいいことですが、写真UP。

Image309.jpg

お見苦しくてごめんなさい。これ、私の手です。

そして、忘れないようにメモ…と思って手に書いた文字…


「麻しん」って…。



実は結構重要なことだったりして…。

今、都内では麻しん、つまりはしかが流行っているのですよ。私も子どもに携わる仕事ですので

幼いころ予防接種をしているか、調べてくるように職場から言われました。

なので、このメモ。

今、大学生の間で蔓延しているようですから、皆様もお気をつけください。