今日は午前中から巨匠(演出家)稽古。

一通り、全体を通しての稽古後、抜きで巨匠からのダメを受ける。本番直前にして今だ流れないシーンもあり、結構痛いダメだしの連続。
何より効いたのは【幼稚な芝居】って一言だったな…。
自分の演技にこれっぽっちも納得できてないし、いいとも思ってないから、言われるのはショックではないんだけれど、あまりにピッタリすぎて、
ド―(-_-)―ン
って感じだわ。わかんないね…f^_^;
笑うセールスマン:喪黒なイメージですわ…私の中では。ますますわからないね…(-.-;)

今日も胸に響く数々のダメをいただきましたわ。

本当、音声録音したいくらい。
他の人の稽古の間も勉強になる。
ひたすらメモ…メモ。
一字一句もらしたくない…!無理だけど…、でも巨匠の言葉は芝居だけでなく、普段生きていく上でも響くような言葉。こんなに巨匠の言葉が響いてくるのは、今年が今までで1番だな。
巨匠の稽古は本当、貴重な時間です。


でも今日は本当、いろんな意味で動揺した稽古だった。
何より、大蛇ダンスの構成変更は…いろんな意味で悔しかった。
今まで稽古してきたものを出来なくなる…とかそんな主観的なことではなくて。

ダンスをただ振りとしてしか踊れてなかった自分たちも悔しかった。
制作サイドでの思いやとらえ方の違いもあって、正直それも見ていて辛かった。3年間塾をやってきたからスタッフさんの陰なる努力やご苦労も見えるようになったし、わかるようになって、舞台を作る上での役割分担の大変さも、ちょっと分かるようになった。
だから、もっともっと内容を理解して、表現していかれるように自分も努めていかなくてはいけなかったのに。

そんな事も考えないで、ただただ振りをおっかけてた自分が悔しかったのです。
ダンスをきれいに踊れない、基礎がないからダンスなんて言えない…とかそういう問題じゃない。
表現しよう…って気持ちが本当は根底になきゃいけなかったのに。

制作サイドのやりとりを見ていて、また1つ勉強になった。
舞台ってこうやって作られていくんだ。
やりかたによっては、今回のような葛藤も回避できるのかもしれないけど、この場において巨匠は絶対であり、イメージをつくりあげていくのはこういう事なのだ…、と感じた。
自分の葛藤を表に出さず、巨匠からの要求に、その場でしっかり対応しようとしているスタッフさんに感動していた私です。

ダンス指導の先生にしっかり応えられるような、そんなシーンにしたいって、心から思いました。
公演はいよいよ1週間後。
気を引き締めていかなくちゃ!


写真は稽古場最寄り駅にいたティッシュ配りのパンダさん…。ってか、後ろ姿が怖い…怖い((゚Д゚ll))
人間の首、見えてるし。
お面的使用の仕方でなく、やるならちゃんと全身いかないと…ねぇ。

あとね、まさこさんがくれた☆

私っぽいって。
ありがとう~(^o^)v