2017年
最大の流行語となった「忖度」
その派生語として
「忖度力」という言葉が
その後、使われるようになりました。
「忖度力」という言葉の意味、
そしてその使い方について
実はあまりわかってないんだよねー
という皆様に向けて今日は
ご紹介してみたいと思います。
「忖度」とは、
相手の気持ちを推し量ること
相手が求めていることを進んで行うこと
という意味になります。
現代の言い方でいうと
・気を遣う/気を回す
・空気を読む
という意味になるかと思いますが、
「忖度」をスキル化したものを
「忖度力」と呼びます。
「忖度力」とは、
・空気を読む力
・相手の求めていることを汲み取る力
・周囲に気を配れる力
という意味合いになります。
ですので
「忖度力ないわぁ」
「忖度力身につけないとね」
などの会話がなされていくわけですね。
ではここまで
大体言葉の意味は
ご理解できましたでしょうか?
では次に進みますね。
ではこの「忖度スキル」ですが、
どうもただの流行語ではないなと
お気づきになった方も
多いのではないかと思います。
そうなんです。
実は、
ビジネス成功の秘訣として
大いに役に立ちそうなのです。
ですので、
この「忖度力」について
もう少しだけ説明をして
いきたいと思います。
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多くのリーダーシップ論に
書かれていないことがあります。
それは、
あなたのビジネス上での
成功の秘訣は、
「他人が求めていることを察して、
それを自発的に行うことである」
という記述、
これはなされていない
ということです。
きっとどんな会社でも
どんな研修においても
講師の口から、
そして人事の口から
この言葉が発せられることは
ないかと思います。
それは表向きの成功と、
実際の行動のイメージのずれが
あまりにも激しいからです。
ま、そのお話はさておき、、
成功するために必要なスキルは、
空気を読むスキルであったり
他人が求めていることを
察するスキルであったり、
周囲に気を遣うという
スキルであったり
するということですね。
これらをまるごと
ひとまとめにしていうとすれば、
この表現、
「気配り」
がぴったりです。
気が利く
とか、
気が回る
という力は、
「全体を見まわし、周囲の人に気を配れる力」
となることを示します。
ですので、
実は「忖度」という言葉、
目新しい表現といったことではなく、
流行語に乗っかって
リニューアルされた
言葉のような印象ですね。
ただしこのスキル、
非常に重要なスキルなのです。
しかし
手にしずらいスキルでも
あるわけなんです。
特に、
言葉が簡単なだけに
間違った活用をしてしまうケースが多い。
代表的な例を出しますと、
「相手の希望を先回りする力」
なんかがあげられます。
さてこのケースにおいて
どのようなことが問題点となるか
一度自分なりに考えてみてください。
相手の希望を先回りする行為の際に、
どのような間違いが
考えられるでしょうか?
考えられましたか?
多くの方が起こす間違いとは、
”自分の視点をもったままでそれを実行する”
ということです。
しかしこの視点、
大きな問題を
引き起こしてしまうのです。
相手の立場や感情を理解しないまま
それに相応しい行動はきっとこのはずだと、
自分の視点でそれを
勝手に決めつけてしまう。
そして
これが無意識に
なされてしまうのですから、
自制するには相当
意識を持った
改革が必要となります。
本人は空気を読んで
行っているつもりなのです。
その昔、このような方がおられました。
あるそれなりのポジションの方でしたが
新任ということもあり
カウンセラーをつけられましたが、
その方はカウンセラーから言われたままを
そのまま実行するだけの人でした。
結果、どうなったかといいますと、
お客様からの取引の打ち切り、
信頼の崩壊という環境を
ご自身で作っていってしまわれました。
自分はこんなに我慢して
言われたとおりにやった、
我慢して人の気持ちを察してやった、
という想いから怒りの中で暮らす日々。
その後も、部下や担当者なとの
人の責任にすり替え自分事ではないと
業務を遂行していかれました。
さて、この取引の打ち切りや撤退、
信頼の崩壊という環境を
この人はなぜ作り出せたのでしょうか。
カウンセラーから助言を得たら
全員が同じ結果になるのでしょうか?
応えはNOですね。
そうです。
この方やり方に問題がありました。
相手の立場や感情を理解しないまま
相応しい行動はきっとこのはずだと、
自分の視点であらゆる流れも
勝手に決めつづけ実行し続けたからです。
相手の立場や感情を理解しないというのは、
自身の頭で「考える」ということが
習慣的にできなくなっている
ことを示しています。
いわゆるKYと言われるものですが、
多くの方は相手からの反応を
聞いたとしても本能的にその言葉を
スルーしてしまうのです。
耳でももはや
キャッチできない、、のです。
なので無意識の習慣化というのは、
本当に怖いのです。
それは責任感の欠如を加速させ、
考えるという人間本来の力を
奪ってしまいます。
ということで、
そんな方を目の当たりにしたお話を
させていただきましたか、印象としては
とにかく本質的に短期で気性が荒く
”人に対する行動の的外れさ”
が非常に際立っていたのことを
思いだします。
相手の感情や立場を理解しないまま、
自発的に理解し行動してしまうということは、
本人は空気を読んでい行っているつもりでも
相手の感情や信条を全く理解せずに
先回りして行ってしまうと
この方のようにお客様側からも
身内からも多くの信頼を
失うことに繋がります
空気を読むという行為は、
相手の感情や立場を理解していること
これが前提条件です。
「口にこそ出さないが
やってくれると嬉しい」
成功の秘訣とは、
これくらいのニュアンスから
初めて見ると反応の違いがよく理解できるように
なるかと思います。
はい、
結構重要なことを
今日は書いていますね。
お相手が口にださずに
察してもらえる人はとても重宝されます。
その察する人は、
もちろん評価が上がりますからね。
では、相手からどのようにして
それらを感じ取るのか。
大きな成果を生み出す秘訣については
空気を読むトレーニングをすれば
もちろんその能力を身につけることはできます。
しかしそこに、
それが相手の希望となっているのかが
これが非常に大事だということです。
コミュニケーションとは、
相互の感情の交流が起きること。
それでは本日もお読みくださり
ありがとうございました。
