忘れもいたしません、2009年8月1日(土)午前8時半過ぎ私は肺からの転移でとうとう脳腫瘍になってしまいました。6度目の癌になってしまった日なのです。(病院の集中治療室のベッドで目覚めるまで意識がなかったので、ようやく中学三年生の息子が夏休みになった今、少しづつ、その時の様子を聞いています。)

一年半前に肺がんが肺のリンパ節に転移してからは、そこそこの癌に対する知識もあったので、またいつかは転移するだろうと思っていました。(本当はもうこれ以上の癌の転移はない事を願ってはいましたが。)

その日高校生の長男をクラブに送り出して、主人と私は食事を済ませていた事、次男には朝食を食べさせていなかった事、朝食の後片付けもせず、パジャマ姿で座ってテレビを見ていた事、そして顔がゆがみ手足の痙攣が始まり声をかけても、反応がなくなり失禁した事どれをとっても私には記憶のないことばかりです。

もちろん救急隊員に声を掛けられても反応もなく、主人と次男と一緒に救命救急センターに運ばれたことすらわかりません。

気がついたのは実家の家族が病院の集中治療室にきてくれた時が始めてでした。(発病から5~6時間は経過していたようです。)
(次男が言うのには、救命救急センターで脳外科の先生の診断で《脳腫瘍》になってしまった事にうなづいていたようですが、まったく記憶はありません。)

この一年早かったような、遅かったような、癌細胞の増殖にどこまで対抗できるのか、いつまでも不安と恐怖が続きます。

こうやってブログを更新できたり、家族と過ごせたり、日々の自然の変化を楽しめたり出来るのも、早く入院手術できたおかげだと思っています。医師たちにも感謝しています。

癌という病気は悪いことばかりだけでなく、人との繋がり、優しさ、愛情など色々なプラスになる事を教えてくれたと思っています。

感謝の気持ちを忘れずに、心が折れないように、しっかりと生きていかなければと強く思います。
先に旅立ってしまった癌仲間のことを忘れずに彼女や彼らの分まで悔いのないように生きていかなければ!!