5年前、。。もう5年半か。。

彼の肝臓が非代償期になった頃。

世の中はリーマンの影響が出てきて、

彼の発病を機に、48歳で再就職できた、

60歳まで勤められるはずの職場に居づらくなって。。。

55歳を節目に、退職しました。9月末の事です。

その後、ぎりぎり迄粘った仲間は、

翌年の6月末をもって全員契約終了となりました。

なので、人生のハンドルを切りなおすタイミングとしては、

正解だったと思っています。

私が退職した後の9か月は、かなり忙しく大変だったと聞きます。

確かに自己都合と会社都合の退職との、

雇用保険の差はありましたが、

あの9か月を検査&輸血の通院に付き合うのは無理だったなと。。

 

大手都市銀行の子会社だったから、

仕事はともかく、社会保険制度が充実していたので、

彼を健保の扶養にしてもらって、医療費がとっても助かっていました。

一旦、立替えるのですが、ひと月2万ちょいだったと思いますが、

超えて支払った医療費は、給料日に別に入金されるのです。

ひところは給料以上の金額が振り込まれ、なんだかなぁ。。と。。

大学病院でカードで支払うと、ちょうどいい感じのサイクルでした。

 

この頃は、自己負担の自己免疫性肝炎から、

公費負担ありの原発性胆汁性肝硬変へと、

病名の変化のあった頃だったので、

何か月かはとっても助かったのを記憶しています。

 

マンションを処分して、住宅ローンを清算して。

10年空き家にしていた田舎に戻って、

彼の障害年金と、私の微々たる入力の内職。。

まぁ。。SOHOっちやかっこいいけど。。

世帯年収が100万以下の貧乏に^^;

 

それでも、彼が55歳まで、病気を押して頑張っていたから、

細々と預金を切り崩し。。っていうか。。

資金繰りを、生命保険の契約者貸し付け(以下貸金)を利用して、

何とか繋いでいました。

 

結婚して、娘が生まれた頃、

ちょっとだけ、保険会社の営業をしました。

その時に学んだことが無駄ではなかったのだと思います。

 

今、保険は逆三角形とかって、

年を取ったら保険金は少なくていいから、

保険料負担を下げましょう~って。

昔は~40年程前は~

預金は三角、保険は四角って言っていました。

その頃加入した保険を、ぎりぎりながらも支払いを続け、

不要な特約は外したり、見直しを重ね、

毎年の100万弱の保険料を、貸金をして支払う。

まぁ~タコが足を食べる状態ですねぇ。。

 

予定利率が最高のころの保険だったので、貸金も年5.5%。

でも、保険料を支払うと、支払った以上に貸金可能額が増える。

という、。。保険数理は難しいと言いますが。。

理由はわからなくても、まぁ。。日々食つなぐのができれば良し。^^;

 

そんなこんなで、娘も、良くやってるねぇ。。

このうちの経済。。さっぱりわからん!と。

あきれながらも、チョコチョコと援助をしてくれていました。

 

私が退職してちょうど5年後の、昨年の9月に在宅に切り替え、

11月に、彼が昏睡して復活。

この方法の資金繰りが持つか?彼の寿命が尽きるか?

二者択一状態。。

リビングニーズ特約の申請を決めました。

申請して三日後に、貸金が精算され、

ちょっと余分に入金があったのには、

なんとも複雑な思いをしたものです。

余命6か月も2か月終わり。。あと4か月。。

 

今日は朝から不調な様子。

太陽さんが出ない一日はやっぱり不調。。

気分からくるのかな?。。

明日の晴れ☀に期待するとしましょうか。。