部屋に一面の筝があります。


30数年前(正確には37年かな?)・・今は亡き母に買ってもらいました。

父の仕事の関係でH市に住んでいました。

中学2年から22才まで・・青春を過ごした街で・・

大学受験に失敗し・・花嫁修業をするように言われ・・

筝を習わせもらえるなら・・お茶とお花を習ってもいいよって、交換条件で・・

もちろん素質などなく・・

3年も続かなかった・・・


それでも、嫁入り道具に加えて・・・

引っ越すたびに持ち歩き・・・弾くこともなく・・

いつの間にか付属品は無くなって・・

和風のカバーがかけてあるのですが・・正直・・きれいではない状態で・・


H市~K市~S市~○市~○市~○市~○市~○市~と・・・なんだかんだと引越しばかり・・

最後に弾いたのは、それこそ今30年前・・今年32になる娘が1才の夏。S市で・・・・

写真があります。


最近・・この筝を眺めるたびに・・人生を考えます。