JJジュニアの輝き紹介
ジェイ・ジェイ1987年
いちばん尊敬しているのは、やっぱりお父さんとお母さんです。
喜多嶋舞・15歳
コマーシャルで大活躍の舞さん。お父さんは、音楽家の喜多島修さん、お母さんはアイドル女優の草わけ内藤洋子さん。育ちの良さに、日本とアメリカの生活のエッセンスをプラス。少女マンガ「ガラスの仮面」が大好き。
2歳のときに渡米し、現在、アメリカのハイスクールの2年生。休みのときに、日本を訪れ、仕事をこなしている。
「日本に帰ってきて人の流れを見ていると、みんな同じものを着ているようで、少し不思議ですね。とくに、若い人が着ているものは、黒と白が多いですね。むこうでは、みんなそれぞれ自分の好みを着ているという感じ。まわりの人に合わせて、そればかり着ているということがないですから」
アメリカで放送されていた時代劇に興味を持ち、8歳くらいまでは、着物やお母さんお手製の忍者ルックで家のなかを歩いていた。お姫様に憧れ、母親の写真をみて素敵だなと思い、女優になりたいと言い出したのは12歳のとき。
「いちばん尊敬しているのは、お父さんとお母さんかな……。やっぱり2人とも私にできないことが何でもできるから。お父さんは仕事で忙しく飛び回っているし、お母さんは料理もお裁縫もうまいし、女優さんとして活躍していた写真を見るとウワーすごかったんだなって思います」
ふだんはスリラー小説や少女マンガを読みあさり、デザイン画などを描いているのが大好き、という生活。こちらの目を見てハキハキと話す印象は、明るく伸びやかという表現がぴったり。中学1年のときに生徒会の会長をしていたというのもうなずける。
「こういう仕事をやるようになって、同年代の人ばかりでなく年上の人とも話す機会が多くなったでしょう?同じくらいの年の人だと話す内容がそんなに変わらないけど、大人はいろんな人がいますから、面白いですね」
毎日起こることを、すべて栄養にしてしまえる柔軟性が、いちばんの持ち味なのかもしれない。
市販のパイシートも使ってオーブンをもっと活用したい
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冷蔵庫の残り野菜を集めて
卵ピザ
🥚
りんごは生のままで
シンプルアップルパイ
🍎
栗原はるみのわたしのキッチン 1997年10月
アナウンサー 佐藤充宏(さとうみつひろ)
アナウンサー 杉浦広子
栗原 赤ちゃんは今何か月?
喜多嶋 5か月です。
栗原 まだ小さいから、大変でしょう。
喜多嶋 お料理もなかなか手がかけられなくて。その点オーブンは楽ですね。入れっぱなしにしておけばいいから。
栗原 そうなの。電子レンジとはまた違ったよさがあるのよね。
喜多嶋 だから最近よく使うんですけど、やっぱりグラタンとかお肉をローストするとか使い道が決まってしまって……。
栗原 ピザなんか、どう?
喜多嶋 やってみたいんですけど、難しそう。
栗原 市販の冷凍パイシートを使えば簡単よ。お菓子にも使えるし、冷凍庫に常備しておくとなにかと便利です。
喜多嶋 これからはお菓子も作りたいと思っているので、ぜひ教えてください。どんなお料理ができるのか楽しみです。
杉浦 今日のピザの材料はすべてお好みで。ずいぶんおおざっぱですね。
栗原 そう。何でもいいんです。冷蔵庫をのぞいて半端に残ってるものをこの際全部使いきってしまいましょう、というピザ。うちなんか、ちくわも入れちゃう。
喜多嶋 ピザソースはいらないんですか。
栗原 あれば使ってもいいけど、卵なら
いつでもあるじゃない。
喜多嶋 そうですね。これは冷凍パイシートですね。
栗原 これは常温においておくとすぐやわらかくなりすぎるので、使う直前まで冷蔵庫に入れておきます。まずオーブン皿にクッキングペーパーを敷いて、その上にパイシートを広げます。トッピングがはみ出ないよう、ふちは少し立ち上げて。
喜多嶋 ここにどんどんトッピングをのせればいいんですね。
杉浦 その前にポイントです。材料の水気はよくきること。
栗原 あさりの水煮缶とか、ツナ缶、水気の多い野菜などはそのままのせるとべちゃっとなるし、味も水っぽくなるから。
喜多嶋 アスパラ、なす、いんげん、生のままでいいんですか。バターもぬらない?