Saita(咲いた)2015年10月号別冊付録


ラブラブ元AKB 川崎希 ×アレクサンダー夫婦

私のダンナさん、アレクサンダーは根っからのナンパ男。つきあっている頃からの浮気グセは結婚したいまも収まらず、隙あらば女の子と出会うチャンスを虎視眈々(コシタンタン)?と狙う日々…。
モデルの仕事をやめて、いまはロックスターを夢見るバンドマン。


最近では、「ヒモ男」なんて不名誉な呼ばれ方もしちゃってます。
そんな浮気性のダンナさんとの結婚生活ですが、じつは毎日とてもハッピー。
四六時中一緒にいて、毎日のようにデートして、なのにちっとも飽きることがありません。
1日中一緒にいても、会話が尽きることがないです。
できればおじいちゃん、おばあちゃんになっても恋人みたいな夫婦でいたいなあって思います。


周りからは「浮気するのに、なんで許せるの?」って、よく聞かれます。
もしも、自分から離れていっちゃうような「ガチの浮気」だったら、やっぱり悲しいし、許せないと思います。
でも、私にとって結婚は一生一緒にいるためにしたこと。
私はアレクとの関係の深さを信じることができるから、「ついナンパしちゃった」程度の「さわやかな浮気」なら、あまり深刻にならずにいられるんです。
私が考える「さわやかな浮気」とは、一度きり、2~3時間ぐらいで帰ってくる程度の浮気。顔を合わせて帰ってくる程度だったら「さわやかな浮気」として受け止めます。お茶までしちゃったらそのあともズルズルと行ってしまう人だから、お茶は認めたくないな。


たとえやってることが「さわやかな浮気」の範囲でも、週に3回、4回と繰り返しても人と人との関係をはぐくんじゃったら、もうダメ。


それは私にとって「ガチの浮気」です。
もちろん、何年もつきあっていたり、奥さんより浮気相手を優先しちゃうような関係は言語道断です。


当然、「さわやかな浮気」でも許せないという人はいると思います。
私は「許す」かわりに、キーッと飛びはねて大爆発しながら怒ります。


アレクに「ガチの浮気」をさせないなめにも、見過ごすなんて絶対にしません。
「浮気をされるのかイヤ!」
「ショック」という気持ちを全身で怒って表現しています。


そしてアレクが「ごめんね」と言ったら、終了。
キチンと仲なおりして、あとに引きずらないように心がけています。
でも、こうしてケンカすることで、お互いの気持ちに向き合えることや、「浮気、してるんじゃないの?」と、お互いに注目しあうことは、案外、悪いことじゃないと思っています。


相手の存在に対して無関心になってしまうよりは、愛に溢れているんじゃないかな?
浮気も、あまりにネガティブに考えずに、明るく向き合えば、2人の絆を深めていけるきっかけにできるんじゃないかな…と思います。
ものごとは考え方次第。私とアレクの実例や実話が、みなさんのハッピーな結婚生活のお役に立てばいいなと思っています。