あなたとスターの明星デラックス1982年
ヘアカタログ
ディスコには、光るニットがぴったり。
白地に金のビースのカーディガン。
黒の活動的な7分丈のパンツ。
〝こういうファッション初めてなの、ちょっぴり大人っぽすぎない?〟と心配顔のまるみちゃんだけど、いやあ、グーですよ、グー。


ことさらに大げさじゃない装いが、はなやかな場所には印象的で、かえって目立ったりするのです。小物は、黒とゴールドで統一。100%決まってます。いつも風になびかせているさらさらセミロングも、今回はディップをつけてディスコヘア!ディスコに行きたいけどチャンスなしのあなた。ファッションきめれば、機会も生まれる。
がんばって変身!
ラメやビーズのいっぱいついた、冒険ファッションで、ギンギラギンにさりげなく、しなやかに輝いてみましょう。

ディスコファッション
基本的には、Tシャツやトレーナーなどの、ラフでアクティブなスタイルで行くのが一番。ディスコは踊って汗をかく場所ですから、素材も薄手のもののほうがいいでしょう。ただし、いまは寒い季節。ディスコを出てから風邪をひかないように、コートを持っていくことを忘れないようにしましょう。



でも、いつもシャツやブラウスに、ジーパン、パンツ、トレーナーをひっかけたカジュアルスタイルでもつまりません。ときには、ニットのセーターにスカートなんていうのも粋です。アクセサリーに気をくばると、ふだん着ているセーターも十分ディスコ着になります。おもちゃっぽい、安いアクセサリーをじゃらじゃらくっつけるのもおもしろいでしょう。質より量でせまります。色も、パープル、ショッキング ピンク、明るいブルー、イエローetcの、カラフルカラーで統一するか、黒、茶色、グレー、グリーンなどのダークカラーで統一するか、どちらでもいいと思います。






その日の気分で選びましょう。ようするに、シンプルな装いできめるか、思いっきり遊びの精神でハデハデ少女なるか、です。いずれにしても、手づくりアクセサリーをつけるとか、ポシェットや小さなハンドバッグなど自分で工夫したものを持つとかして、おしゃれに自分なりのスパイスをきかせるとよいでしょう。


まるみちゃんのヘア
まるみちゃんを説得して、かわいい額を初公開してもらいました。思ったとおり。じつによく似合うでしょう。ふだん、前髪を下ろしているので短いため、ディップをつけて上げました。バッグは、サイドといっしょにして思いきりトップに向かって上げ、一つにゴムでゆわえました。

ゆわえた髪の中から、ほんのひとつかみとり、ゆわえているゴムを隠すようにします。束の残りの髪は、フロントポイントで、シニヨン(まげ)をつくるようにします。
このとき、シニヨンの大きさが、大きめか小さめかによって、全体的なイメージ、ヘアスタイルの重量感がかなり変わってくるので、自分の顔の大きさとのバランスを考えて、シニヨンの大小を決めましょう。サイドと額にカールしてたらしてある髪は、このヘアに動きをあたえるためのものです。

ヘアスタイルと顔の形
面長の人は、バックとサイドの髪をフロントトップでまとめる際、あまりギュッとせず、ややふくらみをもたせながは、アップにしていくといいでしょう。丸顔の人は、前髪をうす~く下ろしましょう。下ろした髪をカールにしても、女らしいやさしさとかわいらしさがでて、いいでしょう。

ヘアアクセサリー
カーディガンのゴールドのビーズに合わせて、ゴールドの組みひもを使い、全体的なアクセントとして、明るめの紫の組みひもを、もう一本プラスしてみました。光った感じをだすため、パールのついたコームをシニヨンの横に。素材がガラスやプラスチックのスライド2~3個をまとめてつけるのも、しゃれています。ラメ入りのゴムをシニヨンの部分に巻きつけてみるのもおもしろいと思います。
洋服アクセサリーの色との調和を考えることが大切です。

美容師さんのメッセージ
前髪を上げるのに抵抗を感じる人が多いようですが、ためしに思いきって上げてみませんか?そして、メークを少し派手めにして。
あっと驚く自分を見つけられるかも。
パーティやおよばれが多いクリスマスからお正月にかけてこそ、こんな大胆なヘアにチャレンジするチャンスですよ。