授業に行くときは、キャンパスの芝生にすわれるようなラフなスタイルが中心です。シンプルな小さい衿が気に入って買ったシャツはY'sのもの。ラインストーンのあしらってあるジーンズは母のサンフランシスコみやげ。
ジェイジェイ雑誌 1987年10月
早見優 はやみゆう 1966年9月2日 乙女座
上智大学、国際学部の学生であり歌手として活躍しているJJ同世代の早見優さん。彼女のオシャレ上手は誰もが注目!。9月2日の誕生日で21歳(1987年)そのファッション感覚と、秋のワードローブを…。


“着ていて疲れない”これが私にとって服を選ぶときの大切なポイント。仕事に着ていく女らしいスーツやワンピースでも、大学に着ていくラフなパンツスタイルのときも同じことが言えると思うの。着ていてラクなためには、自分の体型にしっくり合う服を探すことが第一条件。

よく、どうやって服を選べばいいの?と聞かれるけれど……まず全身を鏡に映して、現実をみつめて、“自分はここがいけないんだ”というのを把握できれば、服を選ぶとき迷わなくなるんじゃないかな。たとえば、私の場合はお腹付近。全体的には細い方だけど、少し油断すると、肉がついてくるの。だからジョッパーズは私にぴったりの大好きなシルエット。

腰の位置が高く見えるでしょ⁉️もう1つの欠点(⁉️)のはずだった、いかり肩は、最近は逆に強調してしまうの。着物以外は、これは、すごくいけるんですよ。大きな肩パッドもきれいに着こなせるし、肩幅の広い分、ウエストを細く見せることもできる。“自分のスタイルのいいところは強調して、悪いところはカバーする”。
ファッションの何々風というジャンルや、ブランドにこだわるより自分流のポリシーを持っている人の方が素敵に服を着こなせると思うの。

まだ、まだ、これと決めずにたくさんのファッションに挑戦していきたいですね。ただ、ベーシックなものは、自分に本当に合うデザインがわかってきたから、少しずつお金をかけて、質のいいものを揃えていく年齢になったみたい。

秋冬は、どうしてもモノトーンばかり選んでしまうんですよね。だから、今年はブラウン系や明るい色も取り入れてみようと思っているの。日本人は髪の毛が黒いから、モノトーンやロイヤルブルーなどのはっきりした色が似合うのだけど、shopに並んでいる色がかたよっているし、そうすると自然に選びもみんな似てきてつまらないと思うの。


よく海外で見かける発色のきれいなグリーンや何とも言えない微妙なピンクの服を見つけたい。私は赤とパープルの中間のマルーンという個性的な色が大好きなの。デザインはシャープな中に女らしさのあるもの、柄ならストライプ、でも基本的には無地でジンプルが一番。アイテムとしてはスカートはタイトミニからプリーツまで幅広く着たい。パンツはシルエットにこだわりたいですね。ジャケットやシャツなどのトップスは衿のディテールが選択の基準になります。この秋、皮の上下が欲しくて、注目しているの。

第一印象は全体の色の雰囲気が少し地味かなと思ったけれど、着てみてシルエットがきれいで気に入ったワンピース。ViVa2でみつけたものです。イヤリングやバッグで少し色を加えて着こなしたいかんじ。黒のローヒールはシャルル・ジョルダン。

ジャケットは基本的にテーラードが好きで一番たくさん持っているかな。ノーカラーのジャケットは少しおしゃれっぽく紺のタイトスカートと合わせてすっきりと着こなします。秋のワードローブの中では仕事用の一着。3点ともNINODEEM で揃えました。


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