1991年週刊誌切り抜き
いま、お手本は「テレビキャスター」
女子大生の人気第1位の職業といわれるテレビキャスター。テレビに出ていて華やかなのに、フツーのOL にとっても、〝働く女性〟として、なんだか手の届きそうな身近な存在です。だから、ファッション、持ち物からライフスタイルまで私たちから見てヒントがいっぱいです。
〝あの人いいよね〟の秘密を徹底密着で探ってみました。

渡辺真理 1967年6月27日、神奈川県生まれ。
国際基督教大学教養学部卒業後、1990年TBS にアナウンサーとして入社。現在は『モーニングEye』『そこが知りたい』などの司会を担当。

1週間のファッション&ヘアスタイルをチェック!私たちにもできそう
月曜日、カッチリしたなかにも、女性らしいさわやかさ。
火曜日、流行のパステルは渋めのボトムでひきしめて
水曜日、チーフひとつでシンプルスタイル。

木曜日、リボンがアクセント、だけど大人っぽくなる
金曜日、テレビの画面で映える夏っぽいVゾーン・テク
「キャスターにありがちなスーツ一辺倒のかたいスタイルにとらわれず、日常着に近い要素も取り入れ、親近感・清潔感を大切にしています。渡辺さんはシンプルなものが似合うし、好きなので、単調になりすぎないよう、デザインや色はもちろん、アクセサリーなどの小物づかいまでトータルでのコーディネートを心がけています」スタイリスト 佐藤ミサキさん

バッグは「バーニーズ・ニューヨーク」のもの。通勤着は「オンエアのときの流れをくんでいますが、ジーンズや綿パンが多いです。とにかく〝ラクであること〟です。」

ティファニーの手帳、ラルフローレンの財布、サザビーの化粧ポーチ。「私って、ブランドとか何も考えずに買ってるんですよ。」通勤時に読む、時代モノの本に、ハーブキャンディー「クランキーキッズ」のチョコ。「甘いもの、特にチョコは手放せなくって、いつでもどこでも食べてるんです。」

「メークはすべて自分でやります。イプサの化粧品を愛用してるのはとても〝肌色に近い〟
からなんです。〝バッチリメーク〟っていうより〝自分の肌色を健康的に見せる〟って感じ。自分の持っているものを変える、というよりも素顔の延長線上を意識していて、すごくマイペースな化粧品なんです。香りも少ないし、味もしない。特にどの部分に気を使って、というのはなくって、バランスよくを心がけています。朝の番組で〝おはようございます〟ってときに、見ている方に失礼にならなくて、自分の気持ちもキチッとする程度に」