
明星ヘアカタログ1990年3月
税込740円 表紙 酒井法子

’90年代の美しいヘア満載


いまね、だいぶパーマがとれてきちゃってるの。ドライヤーでていねいにブロウすれば、ほら、12ページのように見事なストレートロングに大変身。

リボンをカチューシャっぽく使い、サイドをすっきりさせてしまうと、ウエービーヘアとはまたちがった感じのダウンスタイルになるのね。ファッションも、アンティークでまとめると元祖・お嬢さまって雰囲気⁉️

古着もこんなに素材のいいものあるんだなってあらためて感激‼️
さっそくスタイリストさんにお店の場所を確認しちゃいました。

パーマをかけて、このままウエーブを保つか、ストレートにするか、はっきりいって迷ってるよね。

ストレートは久々で新鮮に思えたけど、自分でブロウするとなるとタ~イヘンですよねぇ。
パーマがあれば自然乾燥でOK だから便利だし、ドライヤーかけないから、いたまないし。

お仕事でアレンジする機会が多いから、このままのヘアでいたほうが、ヘア・メークさん助けになるとも思うんですよ。
「ヘア・カタ」読者のみなさんはどちらのヘアが好きです

両サイドにウエービーヘアがワサワサしてると、ロングだわぁ~という充実感あり。

■酒井法子のヘアスタイルにしたい人にアドバイス
ゆるくパーマがかかったワンレングスのロングヘアです。この程度のかかり具合だと、ていねいにブロッキングしながらブロウしていけば、きれいなストレートヘアになります。アレンジをしたいときは、カールっけがあったほうが、形がつくりやすいですし、バリエーションの種類も多くできます。ドライになりやすいので、ローションをなじませるように心がけてください。ヘアアドバイス

トリートメントは毎日してるから、枝毛や切れ毛はないの。ビューティフルヘアよ。

まだもう少し寒さは続くというのに、SAKAI の頭の中はスプリング・ファッションのことで
いっぱい。重いコートを脱いで、季節を感じながらおしゃれすることを考えたらウキウキしちゃいますよね❗女のコならだれだって、そうじゃないのかしら。やっぱり、パステル系のきれいな色合いに注目したいな、と思っているの。春っぽいものね。

14ページのコーディネートは、まさに〝春〟そのものでしょ。パステルイエローのタールニットに合わせた、お花の刺しゅう入りベストが大人っぽくてステキ。シックな色合いのせいか、ちっとも子供っぽくみえませんよね。モスグリーンのジャンパースカートはルーズフィット。流れるようなラインがお気に入りなの。
小粋に着こなししたいな。

ヘアは、毛先に動きのあるキュートなアップに。両サイドで毛束をねじってから、くるりと巻いてピンでとめていくの。全体的なイメージとしては、ルーズで柔らかい感じにします。キュッとひっつめすぎると全然違ったスタイルになっちゃうから気をつけて。サイドのおくれ毛をふわふわっと垂らして、フェミニンヘアの
できあがり。

気分によってイメージチェンジするって
おもしろい

