榊原郁恵 (さかきばら いくえ)
1959年5月8日神奈川生まれ(現在の本名は渡辺郁恵)
■榊原郁恵のヘアスタイルにしたい人に
えり足は短めに、耳の上は斜めに直線的に、前髪はそいだ感じに薄く、トップは段をつけて短くカットしてあります。郁恵ちゃんは少しクセ毛なのでパーマをかけなくても、きれいに毛先の動きがでますが、髪が硬くストレートな人は
ごくゆるめにパーマをかけるといいでしょう。
美容院。
─郁恵ちゃん、『ヘアカタログ』久しぶりね。
郁恵「お久しぶりです。この前のときはお休みしちゃって。」
─ちょうど、郁恵ちゃんがメチャクチャ忙しいときだったから。ヘアが変わって初めてよね？
郁恵「はい、そうです。」
─変えて見て、どう？
郁恵「髪を洗ったり、ブロウのときは簡単でいいんだけど…。」
─いいんだけど、なに？
郁恵「このヘアスタイル。美しく保つには、少なくとも１か月に1回は美容院に行かないとダメでしょう。それが、ね。」
─１か月に１回のペースで行くの？
郁恵「ええ、そうなの。そういう点では、ちょっと面倒なような気がするのね。」
─そうか。でも、ブロウなんか簡単そうね。
郁恵「それは得してるの。」
─ブロウの時間、どれくらいかかる？
郁恵「あんまりかかんない。」
─５分？
郁恵「そ、そんなあ。それじゃ、あんまりですよ。」
─じゃ、10分？
郁恵「20分はやりますよ。20分は。クルクルで。でもね、髪を切ったときは、へへへ…」
─しなかったんでしょ。
郁恵「ええ。だって、必要なかったんですもの。」
─しかし、郁恵ちゃん、やせたわねぇ。
郁恵「ええ、やせました。」
─４キロか５キロはやせた感じがするわ。
郁恵「ううん、そんなにやせないわ。２キロ。そんなにやせたっぽくみえますか？」
─ええ。
郁恵「みんなそういうのよね。」
─4～5キロやせたって？
郁恵「そう。それくらいやせたんじゃないかって。」
─そういわれるのは、ほおの肉がおちたからかなぁ。
郁恵「そうみたい。顔が小さくみえちゃって。」
─そのかわり、別のところでは…。
郁恵「別のところで、しっかりついてる(笑)」
─見えないところで、しっかりと、お肉ががんばってついてたりして(笑)
郁恵「アッハッハッハッハ…(大爆笑)。」
─(笑いがおさまったところで)女っぽくなったっていうか、しっとりと大人っぽくなったわねぇ。
郁恵「ギャハハ…。うっそー❗️ヤっだぁ❗️」
─あっ、ダメだ。やっぱり変わってないや。元のまんまの元気はつらつ郁恵ちゃんだ。
郁恵「ハハハ…。」
─ねぇ、来年ぜひやってみたいこと、何かある？
郁恵「旅」
─どこへ行きたいの？
郁恵「ディズニーランド。」
─あっ、いいなぁ。
郁恵「それがダメだったら、北海道の広い牧場。」
─郁恵ちゃん、ジェットコースターなんか大喜びで乗っちゃうほうでしょう？
郁恵「そうでもないの。」
─怖がりじゃないんでしょ。スイスイって乗っちゃうんじゃないの？
郁恵「それが、それが大ちがいなのです。私は、とても怖がりなので～す。」
─そうはみえないけどね。
郁恵「あのね、50cc の免許を持ってるんです。ロードパルもいただいてあるんですけど、怖くて乗れないの。どうしてもダメなんですよね。」
─郁恵ちゃん、そのヘアスタイルに着物がよく
似合うわね。
郁恵「ほんと、不思議。かんざしがささるんだもの。」
─アハハハ…。
郁恵「好きですよ、着物って。ね、今度すご～く大胆なのを着てみたいの。」
─大胆な着物か…。たとえば、どんなの？片方が半袖になっているとか？
郁恵「アハハハ…。」
─ひざのところまでしかない着物とか？
郁恵「アッハッハッハッハ…(おちた爆笑)。ちがう、ちがう。」
─ちがうの？
郁恵「ほら、紫色とか、黒地のとか、白にエンジの色がグワッと入っているとか。」
─ああ、そういう意味か。着物のニュースタイルかと思った。
郁恵「ちがうわよ」
─そういえば、郁恵ちゃんはほんわりした色が多いものね。
郁恵「そうなの。成人式もそうだったのね。来年は、大胆な色に挑戦しようかな。」
─来年かぁ。来年はロードパルに乗って…。
郁恵「うん。」
─ビュービュー風をきって走って…。
郁恵「うん、うん。」
─ヘアスタイルは、さっそうと走るのにぴったり似合ってるじゃない。
郁恵「それはそうだけど、やっぱり…コワイ。」
─しばらくはそのスタイルでいくの？
郁恵「そのつもり。」
─ヘアが、とってもきれいなのね。
郁恵(にっこりと)「どうもありがとうございます。」
─全然いたんだりしないんてしょう？
郁恵「そんなことない。」
─いたむこともあるの？
郁恵「6月の初めだったかな。ちょっとパーマをかけすぎちゃって、いたんだんです。」
─いまは大丈夫でしょう？
郁恵「もう、落ちついたみたい。」
─来年、ディズニーランドに行けるといいね。
郁恵「絶対に行きたい❗️」
はじける17才！榊原郁恵 明星1976年
(明星1976年切り抜き )
郁恵はオリビア・ニュートン・ジョンの大ファン。彼女のLPはほとんど持っていて、ひとりのときはもっぱらレコード鑑賞。
郁恵は軟式テニス部で活躍。「前衛で、ボレーはまあまあ。でも、スマッシュは苦手だったの。試合の前夜、アがらないようにみんなの前で、『神田川』を歌ったこともあったなぁ。」
小学５年生のとき、計算がいちばん速くできてほめられて以来、成績はあまりよくないのに数学が好きな郁恵。きっと将来は家計簿をつけるのが上手かも。