第1章

【子育てって大変!】 
⚫️ 子供が泣くのは当たり前。

大事にしている植物の葉っぱが黄色くなって落ちてしまっても、あなたはまさか植物がわざとやったなんて思いませんよね。水のやり過ぎそれとも不足?日光や肥料はどうかしら… . 0足りないのが多すぎるのか何が起きているのかを知ろうとします。

子供と言うのはどう考えても植物より複雑です。

けれど難しいわけではありません。ひっくり返して泣き叫ぶのも、何かを訴えるメッセージなのです。足りないのか多すぎるのか。何か欲しいと言っているのではなく、何かから刺激を受けて反応したとしたらどうでしょう。それに私たちは子供の事となると当たり前の事でも問題視しがち。毎年秋になって、庭の木々の葉っぱが落ちたら、あなたはそのたびに起こりますか?あなたのかわいいお子さんがゲームで、負けて泣き叫んだ時も同じことだと思ってください。


⚫️だだをこねるってどういうこと?

パパやママは子供たちによくわけのわからないことだったをこねられて困るといいます。
青いコップじゃ嫌と言って飲まない。出かけるのに服を着ないまま頭じゃないとお風呂に入らない。全くイライラさせられますよね。けれど、これは本当に気まぐれで私たちを困らせようとやっていることではないでしょうか?子供の典型的なこうした態度は特に意味のない。ただのただ思いつきによるわがままなのでしょうかそれとも彼らの脳の発達に照らしてみればなるほどと言う理由があるのでしょうか?私たちが腹を立てて3歳の子供がめそめそするのも、もしかすると、何かの結果であって、その子がしようと思ってのことでは無いのかもしれません。

私たちは、子供たちが自分の欲求を通そうとしているのだとばかり思い込んでいる節があります。

その証拠にあってはいけないと言うことをしながら、私の目を見るのよ。いえいえ全然違う原因があるかもしれません。

あなたはおとなしくして、静かでお利口な子がいいですか?泣いたり、叫んだりは絶対しないようなそれは無理!けれど、いわゆる駄々を止めることそれならできます。

腹を立てる前に、自分と子供の両方に向かって大声で疑問を口に出してみましょう。どうしたの?こう言ってみることで、いつものように怒りを爆発させるのを防ぐことができるはずです。

1つ確かなのはパパやママを罠にかけようとしたり、試そうとしているのではないこと。そんなことができる知的能力はまだありませんから。

子供たちのわがままやダダと言われるものは、この後もこの本全体を通じて出てきますがこれは、実際には、子供にとって複雑すぎる状況に対する子供の脳の反応なのです。

⚫️愛情を言葉で伝えよ。
愛している、大きくなるのを見るのが楽しみ、一緒にいるのが好きあなたが私の子供で嬉しいといった言葉が、子供に良い影響与えます。

⚫️子供が接触したがっているんに満たされないと脳回路は禁断症状に陥ります。怒りを爆発させたり、何でもないのに泣いたりする激しい振る舞いは、神経組織が苦しんでいる証拠です。好きだよと言う抱いて頬ずりする、一緒に遊ぶなどすると、幸せホルモンであるオキトシンが、組織を満たして、子供もママやパパも幸福で満たされていると感じることができます。

一日にたとえ10分でも完全に子供と向き合って愛情と優しさを注いであげるようにすれば、穏やかな夜を過ごせるのは確実です。

⚫️体の触れ合い、触れる、抱く、撫でる、頬擦りする

子供が可愛く思えない?それはおそらくあなたの緊張感やあなた自身の子供時代の愛情の欠乏からです。
あなたには誰かを愛したり、愛情を与えたり、あなた自身も愛情を受ける権利があります。

子供にはもちろん、あなたや他の人も皆オキシトシンが必要です。この素晴らしいホルモンは、優しく体が触れることで、分泌され、緊張ほぐし、安心感と幸福感をもたらしてくれるのです。

子供への愛情を感じながら、同じ感情が、あなた自身の体内にも広がります。それから、体を子供の手に重ねてみましょう。耳をすませて感じ、迎え入れ、子供の命をあなたの手のひらで受け止めてください。

すべての問題が愛情不足のせいと言うわけではありません。1歳から3歳の子供が起こす感情の爆発は、生理的状態に直接関係している場合もあります。

また、刺激が多すぎるだけじゃなくて、運動が足りない時も、脳や体をストレスのホルモンでいっぱいになります。

⚫️かんしゃくなどの感情爆発

子供の神経組織は、緊張が高まると、それを解放するためのアクションを起こすことがあり、癇癪を起こすなどとも呼ばれます。親は落ち着かせようとするでしょうが、子供の脳にとっては、この感情の発作そのものが落ち着くための方法なのです。その後すぐに緊張がすっかり溶けてニコニコしたりするので、親はあっけにとられて、子供が自分を困らせようとしたのだと思ってしまいます。

譲歩するか/しないかつまり、お菓子を買い与えるかどうかの2者選択は落とし穴です。どちらを選んでも、子供の要求は否定されてしまうからです。スーパーマーケットには色彩物や音が溢れていて、周囲には緊張があり、大人も興奮気味で苛立っています。
その上、カードの中でじっと座っていなければいけないと言う状況が加わって、幼い子供の脳の容量、あっという間にいっぱいになってしまいます。

幼児の脳は、たくさんの近くの刺激をいっぺんに受けて、なすすべがなく、自分の新規を高ぶる、Still刺激をどうやって選別し、整理すればいいのか、わからなくなります。
お菓子をねだるのは、自分でも落ち着こうとして、何か手がかりになるものは無いだろうか?何か1点に集中できるものは無いだろうか?と求めた結果、過剰な刺激から立ち直る方法としてやってみているだけのことなのです。

親の方がいらっしゃって、子供に落ち着きなさいと言うより、私たち自身の自律神経の中に包み込んであげるようにする方が効果的です。優しく安定感を持って、包み込んであげれば、子供の体内でオキシトシンと言うホルモンが分泌され、落ち着くのを助けるでしょう。また、このホルモンは、神経回路の発達を促すので、一生通じて感情のコントロールします。

お菓子を買いすぎることにならないように、予防策を講じるのがお勧めです。はじめての場所で刺激の多い環境。例えば、駅商店街、スーパー、家族の祝い事などでは、子供に何か仕事を与えましょう。もちろん、能力に合ったものを。そうすれば子供はそれに注意を集中させることができます。脳がやる気が出て、自発的な行動を促すホルモン、ドーパミンを分泌してストレスをコントロールし、恐怖や怒りのシステムを抑制します。

⚫️じっとしていない子

子供の脳は暇になると、すぐに何かしら気を紛らわすことを見つけますが、それがママの気に入ることとは限りません。ママやパパから、子供にもできそうな仕事を頼むことで、脳の前頭、連合野情報を受け取って、行動計画を立てるところを動かすのを助けることにもなります。

大人たちの多くは、子供が動き回らずにいられないことを注意を飛行としているとか、言うことを聞きたくない印だと思ってしまいます。確かに、注意を引こうとしている時もありますが、それ以上に多くの場合は、ただ単に動きたいと要求があるだけなのです。
順番待ちの列に並ぶこと、渋滞に巻き込まれること、レストランで待つこと、さらには列車に3時間も乗る事は、2歳から6歳までの子供が耐えられるキャパシティーを超えています。よく動く子供を必ずしもじっとさせる必要はなく、そのエネルギーを外へ導いてあげればいいだけ。1カ所にじっとしていないからといって叱るのは、子供の脳にとっても心の安定にとっても役に立たない。ばかりか、実は外なのです。叱る代わりに、何か目標用事等を与えて、脳の要求をもっと効果的に出してあげましょう。

⚫️椅子を揺すって遊ぶ
子供が椅子を譲ると言う行儀の悪い態度をとるのは、注意を引こうとしたり、親を馬鹿にしたりしているわけではありません。実は椅子を揺らしながら、バランス感覚を司る、内耳を刺激しているのです。

⚫️親が原因を作っているかも。

列車の中でのことです。特に何も欲しがっていない。2歳半の女の子に約束をしました。お家へ帰る時、お菓子を買ってあげるわね。もちろん数分後に女の子が聞きます。ママお菓子どこ?このママはまだよその能力のない子供に、欲望を目覚めさせると言う余計なことをしてしまいました。この年齢の子供は、まだ、未来を想像して、心の中で帰宅途中にスーパーに寄る場面を思い描くことができないのです。

怒って言うことを聞かないとか、泣き叫ぶと言うのは、単に緊張を解くためでも刺激を求めるためでもない時、私たち親の言葉が原因になっている可能性があります。子供たちを成長しようとしています。私たちの言いつけや禁止の仕方が間違っている場合や、その子の年齢にふさわしくない要求をしている場合に、子供に与える影響もあります。

戸棚の上に置いてあるお菓子乗り物を取ろうとして、まず一緒にそれから大に登った。それで上形が1辺に見えてきました。私たちが怒り結果に対してどうするかと言うことに焦点を当てていて、その前に自分たちが別の態度を取ることができた。

子どもは自分の力を試したい。
1歳3ヶ月で、やってはいけないと言われたことをママの目を見ながらやること、3歳では暗いところを怖がり、4歳で嘘をつく事は、パパやママにとっては確かに容易な体験ではありませんが、自然なことです。一切の時はパパの腕につかまって問題なく海に入れたこが、3歳になったら怖がる。脳は一本調子ではなく、次々と再編成しながら発達します。ある年齢でできるようになったよーに思っていたことが、その後の年齢でできなくなることがありますが、それは神経の通路が再編成されているからなのです。

一切のお子さんに対して苛立ちそうになった時は、子供の脳の中では毎秒1,000,000個近くのシナプスが作られていることを思い出してください

なく、怒って暴れる、困ったことをするのはなぜ?

それは、刺激を求めている
→必要としている刺激が得られるような、別の適切な行動のほうに導く。

何か訴えている→何を必要としているかがわかったら、満足させてあげる。すぐには無理なら、待つように言葉で伝える。

緊張を解放している→泣いても叫んでも受け入れる。子供が傷つくような危険な動きを抑えるが、ストレスを受け入れ、吸収してあげて、穏やかな気持ちを取り戻させる。

そのどれも違う場合、それはおそらく…
私たちの側の不適切な態度に対する反応

あるいは…
その年齢として自然な振る舞いです