夜は石田さん達とカラオケに行く約束。どっちでもいい気分であった。でも善さんの状況を見て、やっぱり行こうと思った。11時近く、宴会を終えて皆が帰ってきた。私達3人は温泉に入った後である。パジャマのままで髪の毛もバサッとおろして、素顔の私である。
私は思いっきりスカしていた。帰ってきた男の子から、スゴイッ❗、の声がもれる。
大山さんが車に乗って現れた。メガネをかけ、タバコを吸っている。白いかっこいい車。すごく格好つける大山さん。奴もなかなかやるナ。私は横を向いてプイッとした。しかし、彼を感じていた。お互いのスカシtimeである。
フンッ、なにさ、格好つけメ❗
でも、本当はじっくり見たかった。格好つける彼が好きだから。
カラオケでは妙に大山さんが思い出された。何を歌ってもピンとくる。仕様なかった。
翌日、最後の日。
今までの中で一番2人のいい日にしようと朝から頑張った。しかし、朝の片付けの時にりえさんの言葉、大山、あいつは損得を計算して動く、を聞いて気持ちが萎えた。客観的に見るのとは大分ちがうらしい。恋は盲目というし、、。
大山さんは昼出でしかもラウンジ。2時には全てが終わる。このまま静かに終わるのもまぁヨカロウ、、。
次回につづく🍀🍀