昨日の午前中はお姑の所に行ってきました。


以前にも書いたように、お姑は認知症があって介護施設に入っています。



一見 なんともないように見えますが、何時間でも同じ話をし続けます。



昔のことは覚えていますが1分前のことは忘れているそうです。



去年あたりからはトイレの場所もわからないことが度々あります。



いつもはお姑の顔を見るためと事務手続きのために行くのですが、今回はお姑名義の郵便局の積立てが満期になったので委任状を書いてもらうことも目的の1つでした。



ちなみにお姑名義の積立てが満期になったものは全てお姑の通帳に入金します。



横取りするわけではないのでご心配なく。



ところが肝心の委任状を書いてもらおうと思ったら、字が書けない。



名前だけでも書いてもらおうと思っても書けない。



読めるのだけれど、「お手本の通りに書いて」と言っても、横に書いてある通りに写すことができない。



脳では認識していても、それを文字にすることができないのです。



お姑は昨日が80歳の誕生日でした。



実母が誤診で一晩で何も判らなくなるようにボケてしまったので、じわじわとボケていく様子を見ていると悲しくなってきます。



見ている私なんかよりも、自分がどこで何をしているのかも常にわからないお姑の方がよほど不安で悲しいとは思いますが。



本当はこの家で一緒に暮らしたいんですけどね。