2度目の別れ(自然消滅だけど)の後も浮いた噂ひとつ無く過ごしていた私の所に、またまた約半年後にカレから電話がきた。
「会いたい」と。
別れてからも未練などなかったのだから、そこでで断っておけば良かったのだと思う。
そうすれば、後々のイヤな人間になってしまったカレを目にすることもなかった。
でも、カレの笑顔はすごくステキだ。
もう一度だけカレの笑顔が見たい・・・と思ってしまった。
待ち合わせの喫茶店で見たカレは、もっと変わってしまっていた。
「どうして連絡をくれなくなったの?」と聞くカレに
「そっちからも連絡がこなかったから」と答えた私。
競馬でサラ金に高額の借金をして返せなくなったらしい。
それまで勤めていた会社を辞めて、自分の借金返済のためにそのサラ金で借金取立ての仕事をしていた。
カレにとって私は都合のいい「帰る場所」になっている」ような気がしていた。
その時は、1回その喫茶店で会っただけ。
それから今まで、カレには会ったことはない。
1年ぐらいたったある日、また電話がきた。電話のカレは本当に別人だった。
しゃべることというと、ロシア人女性(ウリを商売にしている人)とHしまくったとか、春画に興味があるとか、睡眠薬を飲みすぎて入院していて退院したばかりだとか。
冷たくあしらったら「自殺未遂して退院したばかりのオレにどうして冷たくするんだ」。
あんた自殺しようとしたんじゃなくて、ただ睡眠薬を飲みすぎただけだった言ったじゃん(←心の中で思っただけだけど)
それからも夜中に度々電話がかかってきたが、私は一切出なかった。(親や兄弟が出ると無言・・・)
その夜から何年かして、シゲちゃんと結婚して7年。
ネットで偶然見つけたカレの今の職業は・・・・ソープの店長だった。
あのステキだった笑顔は、客や店の女の子への愛想笑いになっているんだろうか。
カレに対する愛とか同情とか未練とかそういう感情は一切ないが、一緒に楽しく過ごした時期があったことを考えると複雑な心境だ。
読んでくださった方、長いくせにおもしろくなくてゴメンなさい ヾ(_ _*)