こんにちは。
レジュフラワー®講師の水野千惠子/chieko-rejeです。
今日は、私の体験談を綴ってみたいと思います。
先日の衆議院議員・比例代表の選挙で、私は「期日前投票」のお仕事に参加してきました。
担当したのは 立会人 と 受付。
普段は投票する立場ですが、今回は「支える側」として関わることができ、とても貴重な経験になりました。
今日はその時のことを少しご紹介します😊
みなさんもご存じのとおり、選挙は基本的に「投票日当日」に行われます。
でも仕事や旅行、体調や介護などでどうしても行けない方のために、「期日前投票」という制度があるんです。
投票日の前日まで、各地の期日前投票所で投票できる仕組みで、実はとても多くの方が利用されています。
私はその会場の一つで、立会人を2日間と受付を5日間担当しました。
「係の人が座っているのは知ってるけど、実際どんな仕事をしているの?」と疑問に思われる方も多いかもしれませんね。
私自身、今回の体験で初めて知ることがたくさんありました。
まず担当したのは「受付」です。
期日前投票に来られた方が最初に立ち寄る場所です。
まず、ご自宅に配達された入場券を確認させていただきます。
入場券裏面の『期日前投票宣誓書』に記入があれば、そのまま市職員が担当している受付係に進んでいただき、本人確認を行います。
選挙前日までの期日前投票に来られた場合、公職選挙法施行令の規定によって義務付けられている『期日前投票宣誓書』に記入していただく必要があります。
宣誓書に記入がなかったり、不備や記入漏れがあれば、その場で記入・訂正をしていただくよう説明をします。
入場券をご持参されていない場合は、受付に用意している『期日前投票宣誓書』に記入していただき、本人確認に進んでいただきます。
以前は、当日選挙に行けない事由も記入する必要がありましたが、現在は事由を記入いただく必要はありません。
中には「初めて期日前投票に来ました」と少し緊張されている方もいらっしゃって、そんなときは「今は、多くの方が期日前投票に来られていますよ」とお伝えすると、ホッとされる表情が見られました。
また、「入場券を忘れたんだけど、投票できますか?」と不安そうにされている方も「だいじょうぶですよ、この紙にお名前など記入いただくと、投票していただけますよ」と説明すると、安心して笑顔になられる方も多くいらっしゃいました。
受付は投票される方と最初に接する場所。
「安心して投票していただける雰囲気を作ること」が大切だと実感しました。
◆立会人ってどんな役割?
もう一つのお仕事が「立会人」です。
これは少し特別で、投票が公正に行われているかを確認する立場。
投票箱がきちんと封印されているか、投票用紙の管理に不備がないか、不正がないかを見守ります。
もちろん「誰が誰に投票したか」を見ることはありません。
ただ、会場全体の流れを見守る大切な役割なんです。
長時間(12時間)会場内で座っているのは、正直ちょっと大変でしたが💦
「一票一票がきちんと守られるように立ち会う人がいるんだ」と思うと、責任感を持って取り組めました。
◆選挙事務で気づいたこと
今回の経験で感じたのは、選挙が「とても厳密に管理されている」ということです。
・投票用紙は使用するまで金庫に保管されている
・投票用紙は一枚ずつ数を確認して管理される
・投票箱は施錠・封印されている
・選挙管理者と立会人が常に監視している
こうした仕組みがあるから、私たちは安心して投票できるのだと実感しました。
期日前投票に来られる方も本当に多く、若い方からご年配の方までさまざま。
皆さんが「自分の一票」をきちんと届けようとする姿を見て、選挙の大切さを改めて感じました。
◆この経験を通して
長時間の勤務で大変な面もありましたが、それ以上に「選挙を支える一員」として関われたことは大きな意味がありました。
普段の生活ではなかなか知ることのない民主主義の仕組みを、実際に肌で感じられたのは貴重なこと。
立会人や受付は地味に見えるかもしれませんが、誰かが見守ることで選挙は公正に保たれています。
その一部を担えたことを、今ではとても誇らしく思います😊
◆おわりに
期日前投票の立会人や受付を経験して、選挙は「投票する人」だけでなく「支える人」によっても成り立っているのだと実感しました。
もし機会があれば、皆さんもぜひ選挙事務のお仕事に参加してみられてはいかがですか?
社会の仕組みを身近に感じられる、かけがえのない体験になると思います✨
今回も、最後まで読んでくださってありがとうございました。



