「好きな人のパーカーのフードには何か入れたくなるらしいよ。」
このフレーズが何とも好き。
なんか分かる。笑
中村航さんの『あのとき始まったことのすべて』
10年ぶりの再会で繋がり、始まる。
中学時代の思い出から動く4人のお話。
中村さんのラブストーリーは
切ないけれど、悲しく終わらない。
言葉の選択が中村さんワールド。
ふわっとしていてその感覚が私は好き。
会話の小ネタが細かくて面白かったり、
切なくてきゅんてしたり。
中学生の時、私のポケットには何が入っていたかな。
リップクリームとか、折り畳みのくしとか。
何の根拠もない自信とか。恋に恋する淡い期待とか。
不器用すぎる恋心とか。
今思うとそんな感じがする。笑
「何かが始まるとき、今がそのスタート地点だと意識できることなんて、ほとんどなかった。
そのとき始まったと思っていたことは、後から考えてみると、もっと前から始まっていたりするし、
始まったと思っても実はまだ何も始まっていなかったりする。」
今の私には、あぁそうだなって気づくことが多かった。
ちゃんと始められているのかなぁ。
