8ヶ月の娘は家中どこでも私のあとを追いかける「後追い」真っ盛り!
左腕で約8kgを抱っこしながら右手で家事をおこなう事が多くなってきたのですが
ある日ピラティスの大先輩に身体の動きをみて頂いたところ
『ちえこさん、最近左手で抱っこして左足重心に立っているでしょう?」
と大当たり!
「なんで分かるんですか〜!?」と驚いてしまうエピソードがありました。
ほんと、日常生活の癖って見た目で分かるくらい身体に顕著に現れるんですね。

今回はまさにその”見た目”に関係するお話です。


『耳管開放症は見た目では分からないの?』

ご質問いただきありがとうございます!
「開放」という漢字だけを見ると、
なんとなくパァーっとひらけた明るい感じがして私は好きなのですが(笑)
実際は、真逆!!!
開いてはいけないものが開いているので、
当たり前だと思っていた機能にエラーが起きてしまうのです。

たとえば…

①自分の声がうるさい
静かな場所で、指で耳の穴をふさいで少し大きめ&低めの声で「んーーー」っと言ってみてください。
ご自身の頭の中で声が響く感じが分かりますでしょうか?
「自声強調(じせいきょうちょう)」と呼ぶのですが
耳管開放症になると、これが耳を塞いでいなくても24時間続きます。

②歩いているのに地に足がついていない
トラブルなどで停止したエスカレーターを上る時、階段では感じない違和感を覚えた事はありませんか?
あれと似たようなフワフワしためまいのことを
「浮動性(ふどうせい)めまい」と呼ぶのですが
耳管開放症になると、たとえ平坦な道でも自分の足のタイミングと地面が進むスピードが合わず
チグハグした状態が常に続きます。
※他にも回転性めまいというグルグル回るようなめまいを感じる方もいます

③首や腰が張る&凝る
こちらは多くの方が経験したことがあると思いますが
耳管開放症の場合、自律神経の乱れが影響している為、
神経が多く集まっている背骨にとても大きなダメージが生じます。
常に左右の肩から10Kgずつバッグをかけて十数時間もパソコンと向き合っているような、
身体がまったく休まらない状況が続くのです。


いかがでしたか?
①〜③で共通している事は何かお気づきでしょうか。
それは「自分の中」でしか分からない違和感、苦しみだという事!
「自分の中」でしか分からないので“誰かと共感する事ができない”のもまたストレスなんです。


そんな、見た目では分からない原因不明の「耳管開放症」。
症状に気付くまで不安だった時、私がどうしていたかについて次回お話したいと思います。


時々LINEでも動画や情報発信をしていきます。
ご興味ある方はLINE(無料)にご登録ください◡̈
↓   ↓   ↓
https://lin.ee/iBB4qAG


(実はお腹ぽっこり。臨月の時の写真です。)