幸せすぎて、幸せすぎて、

泣きたいくらいの夜があります。


懐かしい思い出話で笑い転げさせてくれる先輩。

寡黙だけどあたたかいメール。

おっちょこちょいすぎる私にでも、苦笑いしながら背中を預けてくれる戦友。

夜風が冷たい駅のホームで一時間も話を聞いて叱咤激励してくれる仲間。

マンションの下で長電話して、たくさん、たくさんの愛とパワーをくれる親友。


みんな戦ってる、

みんな悩んでる、


ボロボロになりながらも決して離さないあたたかな手。強く握り返した夜。


八年半。私が東京で得たものは、かけがえの無い宝物たちでした。

相手を思うことすら出来なかったハタチの私は、今、沢山のやさしさの中にいます。


いまだ未熟な自分に出来る事は、裏切らないことだけです。

ずっと、ずーーっと、守り抜いていきたい、


泣きたいくらいの夜です。