祭の夜のような
わくわくするお散歩。
流れ星通りで梅酒を一杯引っ掛けたら、楽しいお散歩の始まりだ!
緑色のちょうちん、壊れそうな階段の上からミシンの音、おいしそうな匂いに、白熱灯の光と笑い声があふれる高架下。
角を曲がって静かな通りへ。
ほら、電車が空を行くよ。
夜は景色が違うね、草木の匂いが濃いね。
昼間見上げない建物。変った造りの窓から明かりがもれてて、なんだか嬉しくなっちゃう!
路地裏、袋小路、
謎めいた薄暗い小路は昼間に散策しよ。
小一時間のお散歩。帰宅して心地よい疲れ。
蓮茶の甘い香りにゼラニウム・バス。
フラメン子が仕掛けた落とし穴にはまったから、今夜はしっかりお湯に浸からなければ。
不思議な夜のお散歩のお話し。
