【セールスとマーケティングの違い】の意味
売上が下がってきた!
この「売れない」現状をなんとかするために、
どうすれば売れるのかに今以上エネルギーを費やすこと自体、
考え直してみる必要があるかもしれません。
売上という結果をつくるには3種類の原因づくりがあります。
①セールス ②セールスマーケティング ③マーケティング
それぞれの違いを言いますと
① セールスとは・・・
売ることが優先で、売る行為自体が主な活動のこと。
自社の製品やサービスで勝負していく活動で、
営業トークをロールプレイングなどで磨き、
飛び込み営業・ローラー作戦営業
・片っ端から電話して訪問営業(又は来店営業)
・カタログの配布での受注活動などのことで、
供給(売り手)<需要(買い手)の場合有効。
② セールスマーケティングとは・・・
お客様(買い手)が欲しいだろうと思う商品・サービスを準備してから、
買うであろうお客様はどこにいて、どうやって知らせて購買につなげていくか。
つまり商品・サービスを作って、売りつけていくための活動のこと。
供給(売り手)≦需要(買い手)の場合有効。
③ マーケティングとは・・・
上記の①②と違って、売る行為は後で、先に売れる環境を創っていく活動のこと。
お客様の欲しい商品・サービスは何かを観察しながらPDCAを繰り返し、
受け皿的な新たな市場を創っていくことで、現状の供給(売り手)>需要(買い手)
でないところへ場を移す場合に有効。
売上目標100億円のような企業の目的を売上金額とするならば、
①②の手段が有効と言えましょう。
ただ、既存の市場が飽和するなか、資本力、人材力不足の
中小零細企業の戦略としては③のマーケティングは欠かせないと思います。
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