皆様こんにちは

 相変わらずの世の中ですがどの様にお過ごしですか?

取り敢えずどんな状況でも、全ての菌に感染しないこと負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じ抜くこと、駄目になりそうな 時それが1番大事♪←あれ何だこれ、どこかで聴いたな(笑)


そんなこんなで秋も深まると或る日に念願の椿組の公演に行ってきました、やったぁー!

じゃじゃじゃーん!
久しぶりの新宿でビビりながらの到着
かつてはこの場所で青春時代を過ごしていたなんてそんな欠片もないほどビビりながらの到着
こんな世の中だし行って帰ってくるだけ、頑張れあたし、ファイトアタシ、GO・GO ATASHI!

それでも、大好き世界堂には行ってしまった
何故?それはね、そこに世界堂があるからだよ
まぁ、それはいい(笑)
椿組、椿組の公演です

私は木下藤次郎さんとご縁がありまして以前の劇団の時も数回観させていただいたのですが椿組はお初です
何度かお誘い誘われ的な事もあったのですが、なんだかんだで今回がお初です
もうめっちゃ楽しみだった💕
しかも今回は木下藤次郎さんが脚本演出もするという
そりゃーもうめっちゃ楽しみだった✴
オムニバスというのも新鮮な感覚でどんな展開で、特に幕間はどうするんだろうとかドリフみたいな盆周りが響くのだろうかとか昭和感丸出しな私はめっちゃ楽しみにしていたのだった✌
千秋楽、もう劇場はパンパン(消毒検温適度な距離マスク着用無言は徹底していた)
実は木下藤次郎さんに会うのは数十年振り
そんな事もめっちゃ楽しみでお互いにどんな歳の取り方をしたのか、きっとドキドキドキドキ木下藤次郎さんだってドキドキのはず!!なんてことは考える暇もなく開演!


第一話「ソルジャーズファミリー」
木下藤次郎さんが脚本演出だと直ぐに分かり何故ならば台詞が九州弁で木下藤次郎さんは覚えていないと思うけど、前に出身地の話しになったとき「俺はふ~く~や~ま~ま~さ~は~る~と同郷なんだ」と言っていてそれが強烈に後頭部辺りに残されていて九州弁の台詞を聞いたその刹那、ああ木下藤次郎脚本演出だ
料理長役で出てきたその刹那、ああ木下藤次郎役者もだ(笑)
木下藤次郎さんと知り合った当時、ある人が「藤次郎さんは日本酒が似合う」と言った
「いいえ、藤次郎さんはバーボンが似合う男よ」と私は言った
木下藤次郎さんがその時に嬉しそうに俺バーボン好きなんだよなぁと目を細めて言った(私に気を使い言ってくれたかも)その場面を何故か鮮明に覚えている
その当時のまま木下藤次郎さんは相変わらずのバーボンが似合う男だと「ソルジャーズファミリー」を観賞してつくづく思った
思い出はいつも不思議に目の前に現れて過去の私と現在の私を繋げてくれる


演劇に無縁の私が言うのもおこがましい のですが椿組の公演はおひとりおひとりのバランスが良くテンポも心地良く観ていて楽しかった
朗読劇「年老いた雌狼と女の子の話」もかなり良くて、あと1時間寝不足状態だったら確実に涙腺が破壊をしていたよ(グッと堪えた)
そして、1番印象的だったのがきのぴ~(笑)
もうこれはご覧になった人にしかわからない
幕間がCM仕立てなんだけど数年振りに見た木下藤次郎さんはきのぴ~だったんだ
金髪ボブに JKの制服でルーズソックス(令和のこの時代に何処に売っていたんだろう気になる笑)
思わず吹き出してしまって大笑いもしたかったけどウケすぎてキズつけてしまったら申し訳ないと思い、ここもグッと堪えた
でも木下藤次郎さんイキイキしてキラキラしてた、何故だろう
ひとつひとつの物語が丁寧に分かりやすく、途中でトイレに行きたくなったらどうしよう的な不安も全て吹き飛ばす熱演であっという間のタイムトラベルあっという間にタイムフライズ(別にこれはカタカナじゃなくてもいいのじゃないか?)
そして現実に戻ったときここは戦後なのかと錯覚をした

現実は戦後ではない

同じ地球の何処かで争いが今も続いている

何のための戦いなのか誰のための戦いなのか
戦い人は何も知らずに争っている

何のために、誰のために時と雲と涙は流れているのだろう
戦争は何を、誰を、幸せにするのか、誰か知っている人がいるのなら教えてほしい

余談、あくまでもわたくしの独りよがりの独断な主張(笑)とさせていただきますが、女優さんて綺麗ですね
今回4人の女優さんが出演されていましたが本当に綺麗、 美という文字は女優さんたちのためにあるのかもしれないな、そう思わさせる美しさがありました
内から出るそれは勿論ですが、目鼻立ちお肌髪手足色々、全てが綺麗でうっとりしながら見入ってしまってその女優さんたちの存在感が俳優さんたちを引き立てていて太陽が月を輝かせているそんな椿組だと思いました
先日にライブ参戦をしたパスカルズ同様、女性たちの輝く存在感がある表現者の創り出すエンタテインメントはいつの時代も心地強くて素敵です!!
次回公演乞うご期待(勝手に宣伝)

また行きます。