ふと思い出話。
陽路の妊娠中、戌の日の近くで亡くなった祖父。
ひ孫を見せてあげたかったのに叶いませんでした。
祖父はいつも人のために力を尽くす人で、
林業を指導しに外国に行ったり、
おもちゃを直すボランティアをしたり、
誰か困りごとがあったらかけつける人だった。
そんなおじいちゃんが亡くなって、
戌の日参りはやめておこうと思ったが、
義母がお寺に行く段取りをしていてくれたので、
予定通り行くことになった。
場所は旦那の地元、蒲郡の金剛寺。
たくさんの妊婦さんがいる中、
お話がはじまったんだけど。
母親とはこういうものです、という、
母親としての心構えみたいな話から始まり、
んー、なんだか保健センターみたいだなぁと思って聞いてると
突然上の子連れのお母さんが指名される。
「はい、あなた。その上の子母乳で育てた?ミルクで育てた?どっち?」
お母さん「えっ、ミ、ミルクです」
「そうだと思った。母乳で育てたならそんな子にはならん。ミルクで育てた子は線が細い!残念でした!」
…?は?
坊さんが笑ってみんなも笑ってる。
お母さんは下を向いている。
なんだコイツ。
で、みんなはなにが面白くて笑ってるのかな?
そしたら笑ってない私を指差して、
「そこのアンタ、その大きなおっぱいは母乳出すためにあるんだでね!旦那のためじゃないよ!」
は?
みんなクスクス笑ってる
さっき下向いてたお母さんも、
ゆがんだ顔して笑ってる。
なにこの空間。地獄かなんかかな?
人間の感情のドブみたいなんを圧縮したにおいがしてくるぞ。
てか、この前じいちゃん死んだんよ。
周りの人に尽くして労を厭わなかったじいちゃん。
世の中から見たら名もなきじいちゃんかもしれん。
あんたのほうがお偉いのかもしれん。
でもあんたみたいなクソ坊主が今でものうのうと生きて偉そうにしてて、
おじいちゃんが死ぬなんて納得できん。
一気に憎しみの感情がぶわっと湧いて、
あー、仏様の前で殺気立ったらあかん。
お腹の赤ちゃんにも良くないわ。
旦那のお母さんの顔を立てるためにのこのこきて金払ってリアル嘆きのボイン聞いて。心を汚して。じいちゃんを穢して。
く る ん じ ゃ な か っ た
ふと思い出した事でした。
今思うとほんとにそんな坊さんおるか?!って、
夢だったんじゃないかとさえ思うけど。
それかあれかな?
凡庸な私には分からない
高次元のありがたいお話だったのかな?!
そうだったとしても二度とあそこにゃ行かないけどねっ🙌