三國連太郎さん死去…重厚演技、コミカル役柄も(読売新聞) - goo ニュース
2013年4月15日(月)11:19

 「飢餓海峡」「神々の深き欲望」など数々の映画で重厚な演技を見せ、「釣りバカ日誌」シリーズではコミカルな役柄で親しまれた俳優の三國連太郎(みくに・れんたろう、本名・佐藤政雄=さとう・まさお)さんが14日死去した。

 90歳だった。

 群馬県出身。静岡県で育ち、1951年、木下恵介監督の「善魔」でデビュー。二枚目スターとして注目され、翌年の「本日休診」で演技派として頭角を現した。以後、「警察日記」「ビルマの竪琴」「異母兄弟」「にっぽん泥棒物語」「 復讐 ( ふくしゅう ) するは我にあり」など、市川崑、今村昌平ら様々な名監督の作品に出演し、実力を示した。中でも、65年の内田吐夢監督「飢餓海峡」では、過去に殺人事件を犯した実業家役を熱演し、映画賞を総なめにした。

 その後も、「利休」「息子」「ひかりごけ」「マルサの女」などの話題作で存在感を発揮し続けた。西田敏行さんとコンビを組んだ「釣りバカ日誌」では、上司の社長スーさん役を演じ、シリーズは22作を数えた。一昨年の「大鹿村騒動記」では、長男で俳優の佐藤浩市さんと共演し、話題となった。