「義理」から「絆」 バレンタイン商戦(産経新聞) - goo ニュース
2012年2月2日(木)08:00

 もう「義理」とは呼ばせない-。今年のバレンタイン商戦で流通・食品は「義理チョコ」に代わり、東日本大震災後に深まる心のつながりを大切にした「絆」チョコを品ぞろえし、需要の取り込みを狙っている。

 東武百貨店池袋店(東京都豊島区)は東京スカイツリーのチョコをはじめ「会話が弾みそうなチョコ」を販売。三越銀座店(東京都中央区)が展開する「アゲチョコ」は口紅容器のルージュ型や子豚がモチーフのチョコなど、「もらって気分をアゲる(盛り上がる)」ことをアピールする。

 森永製菓の調査では7割以上の男女が「震災後、身近な人へ感謝の気持ちが増した」と回答。「家族にチョコレートを贈る」という人も昨年の39・5%から49・4%に増えた。同社はこうしたチョコを「いいね!チョコ」と命名。「本命でも義理でもない、『絆』という新たな気持ちで贈るチョコが増えるだろう」と期待している。