以前伺った六本木の焼肉みやびさんで、「きちんと検査され、安全と確認され市場に出ている和牛が
風評被害によって生産者の方も困窮している」という現状のお話を伺ったのですが、
今回みやびさんのご好意により、福島県二本松市にある生産者の菅野牧場さんの訪問に
同行させていただくことができました。
畜産についての知識はあまりないのですが、実際にお話を伺ったことや自分が見たものを
ブログを通じて伝えていくことで、消費者が今、抱いている漠然とした不安を
取り除くことができたり、生産者さんが困っている状況が少しでも理解されたり、
何か先に進む手だてを考えていく一歩になれるといいなという思いがありました。
見過ごされている現実に少しでも陽が当たりますように・・・
東日本大震災から約1ヶ月半。

福島県にも春の息吹があちこちで見られるようになっていました。

牛舎をご案内していただきます!

この菅野牧場さんの牛肉は都内でも目利き力で評判の
仲卸業者さんや飲食店さんから支持されるクォリティ
で、一緒に伺った焼肉みやびさんも、肉自体の味を
絶賛されていました。もちろんA5等級!
牛舎の入口にはネットがかかっていて、
鳥が運んでくる可能性がある病気から
牛を守るためにかけられているのだそう。
牛舎の中は、ひとつひとつのしきりもゆったりとしていて清潔な印象です。
牛さんの食事は1日2回。通路上の稲わらは明日の朝のお食事。
こちらの牧場では550頭の牛が飼われています。

牛さんたちの首脳会議(井戸端会議?)が始まりました。
「ちょっと最近どうよ」「いやぁほんと原発困るよねぇ」「風評被害はやっかいだねぇ」
・・・なんて話してたりして?!

4つある牛の胃袋ですが、干し草や稲わらととうもろこしなど穀類が入った農耕飼料を
あげる順番を工夫し、消化の胃酸で胃がやられないよう気遣っているそうです。
そんなやさしさもあって牛さんたちはみんな元気な様子。
見つめ返す牛さんのつぶらなひとみに癒されます。

いやぁ、みんないい食べっぷりだね。
生後約10ヶ月で牧場に来た牛たちは、30ヶ月になるまで大事に育てられます。

こちらは子牛の牛舎内。最初約280kgだった子牛は、およそ半年で400kgぐらいまで育てられ、
成牛の牛舎へと移されます。子牛ちゃんたちは丸顔でほんとかわいいです

面長より丸顔のほうが口が大きく、たくさん食べる牛になるので大きく育つのだそう。
あら、この子の識別番号は「777」のラッキーセブン!そして鼻の どアップ!!
なんかこんな感じのワンコいましたね・・・さしずめこの子はTHE OXってところでしょうか。。

菅野牧場さんでは、牛たちの健康や栄養管理にかなり力を入れられており、
おがくずの敷き料は3週間程度で交換し、清潔に保っています。
仲間の牛との力関係でストレスが溜まったり、ごはんが食べられなくなることがないように
してあげたり、とうもろこしや大豆の皮、ビールの搾りかすや麦などいろんな穀類が入った
飼料を成長のステージに応じて変えたりなど様々な工夫があるそうです。
子牛のときにうまく肉が乗っていくような体型に整えていく、というのが
とても重要なのだとか。このきめ細やかさが、美味しい黒毛和牛に繋がるんですね。

干し草にもいくつか種類があって、子牛は柔らかい
草を与え、大きくなると稲のわらを与えるのだそう。
なんと一塊で約50kg。農耕飼料と併せて、
全部で約4tも食べるのだそうだから、
それを運ぶのもかなり重労働なんですね。
頭が下がります。
こーんなたくさん積んであっても、約2ヶ月で
なくなっちゃうのだそう。
ところで、被災地からは50kmも離れているので、
震災のときにも特に大きな被害はなかったという
ことですが、いつもの飼料が業者さんのほうで
手に入らなくなってしまったことがありました。
いつもの栄養価の高いエサとの比較は牛の様子を
見ても歴然だったそうです。
牛たちは、地震にさぞ驚いたことでしょうね。
やはり騒いでいたとおっしゃっていました。
とにかく牛さんたちはみーんな愛情を持って育てられ、日々元気に暮らしています。

もちろん出荷前に残留放射線物質がないかなどは、検査することになっていますし、
クリアしているものだけが、流通しているのだと改めて確認しました。
選ぶのは消費者ですが、単に避けることで、福島県や宮城県、茨城県の良心的な農家さんや
畜産家さんがものを適性な価格で販売することができず、消えていってしまう可能性が
あることを認識する必要があるのではないでしょうか。
牛舎の見学の後、牧場主の菅野さんと、育成の指導や牛の競りを行う遠藤さんに
お話を伺うことができました。
切実な風評被害の現状については、次回お伝えしたいと思います。
つづく
風評被害によって生産者の方も困窮している」という現状のお話を伺ったのですが、
今回みやびさんのご好意により、福島県二本松市にある生産者の菅野牧場さんの訪問に
同行させていただくことができました。
畜産についての知識はあまりないのですが、実際にお話を伺ったことや自分が見たものを
ブログを通じて伝えていくことで、消費者が今、抱いている漠然とした不安を
取り除くことができたり、生産者さんが困っている状況が少しでも理解されたり、
何か先に進む手だてを考えていく一歩になれるといいなという思いがありました。
見過ごされている現実に少しでも陽が当たりますように・・・
東日本大震災から約1ヶ月半。

福島県にも春の息吹があちこちで見られるようになっていました。

牛舎をご案内していただきます!

この菅野牧場さんの牛肉は都内でも目利き力で評判の
仲卸業者さんや飲食店さんから支持されるクォリティ
で、一緒に伺った焼肉みやびさんも、肉自体の味を
絶賛されていました。もちろんA5等級!
牛舎の入口にはネットがかかっていて、
鳥が運んでくる可能性がある病気から
牛を守るためにかけられているのだそう。
牛舎の中は、ひとつひとつのしきりもゆったりとしていて清潔な印象です。
牛さんの食事は1日2回。通路上の稲わらは明日の朝のお食事。
こちらの牧場では550頭の牛が飼われています。

牛さんたちの首脳会議(井戸端会議?)が始まりました。
「ちょっと最近どうよ」「いやぁほんと原発困るよねぇ」「風評被害はやっかいだねぇ」
・・・なんて話してたりして?!

4つある牛の胃袋ですが、干し草や稲わらととうもろこしなど穀類が入った農耕飼料を
あげる順番を工夫し、消化の胃酸で胃がやられないよう気遣っているそうです。
そんなやさしさもあって牛さんたちはみんな元気な様子。
見つめ返す牛さんのつぶらなひとみに癒されます。

いやぁ、みんないい食べっぷりだね。
生後約10ヶ月で牧場に来た牛たちは、30ヶ月になるまで大事に育てられます。

こちらは子牛の牛舎内。最初約280kgだった子牛は、およそ半年で400kgぐらいまで育てられ、
成牛の牛舎へと移されます。子牛ちゃんたちは丸顔でほんとかわいいです


面長より丸顔のほうが口が大きく、たくさん食べる牛になるので大きく育つのだそう。
あら、この子の識別番号は「777」のラッキーセブン!そして鼻の どアップ!!
なんかこんな感じのワンコいましたね・・・さしずめこの子はTHE OXってところでしょうか。。

菅野牧場さんでは、牛たちの健康や栄養管理にかなり力を入れられており、
おがくずの敷き料は3週間程度で交換し、清潔に保っています。
仲間の牛との力関係でストレスが溜まったり、ごはんが食べられなくなることがないように
してあげたり、とうもろこしや大豆の皮、ビールの搾りかすや麦などいろんな穀類が入った
飼料を成長のステージに応じて変えたりなど様々な工夫があるそうです。
子牛のときにうまく肉が乗っていくような体型に整えていく、というのが
とても重要なのだとか。このきめ細やかさが、美味しい黒毛和牛に繋がるんですね。

干し草にもいくつか種類があって、子牛は柔らかい
草を与え、大きくなると稲のわらを与えるのだそう。
なんと一塊で約50kg。農耕飼料と併せて、
全部で約4tも食べるのだそうだから、
それを運ぶのもかなり重労働なんですね。
頭が下がります。
こーんなたくさん積んであっても、約2ヶ月でなくなっちゃうのだそう。
ところで、被災地からは50kmも離れているので、
震災のときにも特に大きな被害はなかったという
ことですが、いつもの飼料が業者さんのほうで
手に入らなくなってしまったことがありました。
いつもの栄養価の高いエサとの比較は牛の様子を
見ても歴然だったそうです。
牛たちは、地震にさぞ驚いたことでしょうね。
やはり騒いでいたとおっしゃっていました。
とにかく牛さんたちはみーんな愛情を持って育てられ、日々元気に暮らしています。

もちろん出荷前に残留放射線物質がないかなどは、検査することになっていますし、
クリアしているものだけが、流通しているのだと改めて確認しました。
選ぶのは消費者ですが、単に避けることで、福島県や宮城県、茨城県の良心的な農家さんや
畜産家さんがものを適性な価格で販売することができず、消えていってしまう可能性が
あることを認識する必要があるのではないでしょうか。
牛舎の見学の後、牧場主の菅野さんと、育成の指導や牛の競りを行う遠藤さんに
お話を伺うことができました。
切実な風評被害の現状については、次回お伝えしたいと思います。
つづく
