スタ男に同棲の提案をした私。
すると、彼の返信は?
「言うの勇気がいったよね」
「ちょっと考えてみるよ」
と優しいものでした。
まだ一緒に暮らすとか何も決まってないし、断られるかもしれないのにネットで物件を探してみる…。
エリアも決められないし、ちょっと虚しいのでやめました。
しかしそれから2週間。
彼からの同棲に関する返答はなく。
それどころか、同棲を提案してから彼からの連絡が激減しました。
多忙も重なったかもしれませんが、同棲を提案した身としては、その事が重くて私の圧を感じて避けられてるのでは?と疑わざるを得ない。
不安が爆発した私は、
「このままでは不安だ」
と言う旨のLINEを送りました。
すると彼から着信。
「ここ数ヶ月、同じ事の繰り返しで正直しんどかった。」
「とにかく今は仕事が忙しい…新規事業に携わっていて、正直僕の中では恋愛の優先順位はかなり下。ゴリラさんに使う時間なんてない。」
「コロナの感染拡大のため、社員を気にかけなければならない。感染も気をつけなければならないから、ゴリラさんと会う事は今まさに不要不急ともいえる。」
「同棲も提案してくれたけど無理。」
間髪挟まずに酷なことを言われました。
そして最後に…
「お互いの為に距離を置こう」
と言われました。
頭が真っ白で何も言葉が出て来ず。
私の思いは何も言えることなく通話終了しました。
さすが元営業マン。
論破されました。
転職したて、新規事業も失敗できない、管理職としての評価が問われる状況…私はスタ男にとってただの足枷だったのでしょう。
それを電話越しに実感して、取り返しのつかないところまで来ていたのだと理解しました。
そうなったら何も出来ねぇ…
翌日は休みだったので、2月初旬のこの寒さで身体を痛めつけて辛さを忘れたい…
と思い遠くまで歩きました。
その時外で汚い川を眺めながら飲んだホットコーヒー、味がしなかったし不味く感じました。
夜には最高傑作ともいえるカレーを作ったけど、なんでこんな時に美味しい物を作れるの?と悲しい気持ちで泣きながら食べました。
距離を置いてからというもの、当然の如く彼発信の連絡は別れるまで一度も来る事はありませんでした。
返信が来れば忙しいとの返事。
完全に拒絶されています。
そして、だんだん返信がなくなりました。
あまりに暗い話になったので余談です。
カメラロールによると、この出来事の約1年後は、夫と結婚指輪を作りに行っていました。
※汚い川とコーヒーの写メを撮っていた。笑
昔から私が大切にしてる言葉。
「今が絶望的に辛くても、1ヶ月後、半年後、1年後…5年後には笑ってるかもしれない」
誰に言われたかは覚えてないのですが、辛い事があったら心の中で唱えています。
何も根拠はないのですが。笑
今でもあの日のことを思い出すと、スタ男への未練がないのにも関わらず胸が痛いです。
何気ない今日は、あの日の私が望んだ日々なのです。
尊いな…と時々目頭が熱くなるおばちゃんなのでした![]()