そろそろ書けるかも!と感じたので
今回は私がうつ病だった頃のお話をします。
あまり明るい話ではないので、気分が乗らない、
もしくは読みたくない人はスルーして下さいね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
もう2.3年経つでしょうか。
私はとあるハイブランドの日本の本社で
働いていました。
上司と私、契約のアシスタントの方がひとり。
3人のチームでした。
念願かなって、大学時代から憧れていた会社に
採用してもらうことが決定。
やる気に満ち溢れている精神状態で、
目の前に起こる全てのことを吸収して
自分のキャリアに活かそう。
そう考えていました。
自分で言うのも、ですが、
私はもともと正義感が強く、
生真面目、
仕事をサボる発想すら浮かばない性格で、
常に仕事に対して真摯に向き合いたいと思うタイプ。
一方の上司は起伏が激しく、
感情的で、
ご自身の言動を翌日には180度変えられる
(意識してなのか無意識なのかは未だに不明)、
気が向かない時は出社しない
(どこにいるかはいつも不明)
自由奔放な方でした。
真面目に仕事をこなしているからこそ、
最初と全く違う内容を指示されると相当きつい。
180度違う指示が後から飛んでくることが日常茶飯事
仕事を一からやり直すのはまだ許せたんです。
より良いものを作り上げるには
時に必要な判断だから。
(でも、今になって思うのは、
効率的にプランすればこれは防げるし、
防がないと経済的ではない、ということ。
計画を立ててから行動というより、
現場で実際に向き合って作り上げるタイプの
上司でした。。)
1番苦しかったのは、あたかも私が勝手に指示を無視、
もしくは、決断をミスしたかのように
罵倒し続ける環境でした。
先にお伝えしておきますが、
私はクソ真面目に働いていたのにそれを無視された、とか、
上司の良し悪し、とか、
可哀想なヒロインのように振る舞ってお涙頂戴、
被害妄想万歳の話をしたいわけではありません。
うつ病は誰でもなり得るし、
発症させてしまう我慢のバロメーターは
誰一人として同じではないと感じるからこそ、
ここで当時の症状や発症までの過程を綴っています。
同じような人、悩んでいる人の心の助けに
少しでもなればいいと思っています。
事実、先の話をしてしまうと、
私はこの憧れだった職場を1年で離れる決意をします。
退職の意(家庭の事情の為)を伝えた時、
上司は静かに大粒の涙をぼろぼろ流し
1年間の感謝の言葉と(過大)評価を伝えてくれました。
しかし、この言葉が微塵も心に刺さらないほど、
私の私に対しての評価や存在価値は
死に値するほどにまで落ちていました。
入社して2ヶ月ほど経ったころです。
私は帰り道に自分の反省を繰り返すようになります。
今日はこんな風に怒鳴られた。
原因は何だったんだろう?
次それを防ぐには何ができるんだろう?
もっと良いやり方はあっただろうか?
基本真面目なので、
一度やった失敗を繰り返さないために
振り返って前向きに改善策を探します。
自分の頭の中で自問自答しながら、
夜の帰り道を歩いて次の日の対策を練る。
この繰り返しをしていました。
でも、この反省が全く通用しないことに
この後気づき、変化が起こります。
9月に入社し、12月に入る頃には、
帰り道の自問自答が自己否定に変わっていきました。
私があの場で、
上司のあの時の気分、考え、彼女の中の正解を
理解できないのが悪いんだ。
私が悪い、私が悪い、私が悪い。
なんてできない人間なんだ。
給料もらう資格ないんじゃないか。
むしろ、会社での存在価値ゼロ。
ということは社会での存在価値もゼロ。
死んだ方がまし。
死ね。死ね。死ね。
誰にも気づかれずに死にたい。
どうすれば消えるように死ねるんだろう。
すごい言葉の数々が頭の中で繰り広げられる
日々でした。
どこからともなく自分に対するブーイング。
とても辛くて死んだ方が楽、
早く楽になりたい、
そう思って前から来る車や大型トラックに身を投げる場面を繰り返し想像しては、
轢いた車の運転手に迷惑がかかるから
それはやめて、と止める冷静な自分がいたり。
ひたすらどうやったら死ねるかを
考える日々でした。
でも、自然と涙がぼろぼろこぼれるんです。
心のどこかで、
わずかに残る私自身が自殺を止めていた。
これもとても辛かった。
メンタル上での自己否定が始まったころには、
身体の不調も進行していました。
肩、首、背中全体の凝りから始まって
(最初は単なる疲労だと思っていた)、
胸、特に左側鎖骨下エリアの謎の痛み、
頭と首の境目あたりの痛み、、
どうしようもないほどの身体の怠さで土日は寝てばかり。
起き上がれませんでした。
入社から半年経つ頃には、痛みに加えて、
上司が出社するだけで、動悸、手の震えが止まらず、
自分で自分を疑うほどの手の震えに
やっと自分自身で上司に対して
恐怖を感じていることを理解しました。
上司と私だけのチームだったから、
特に他の社員や人事に相談するとか
愚痴を聞いてもらうなんてこともしませんでした。
この世界でやっていくには
乗り越えなくてはならないんだ、
そう思っていたからです。
身体の不調や手の震えは出来るだけ
気づかれないように振る舞いました。
心配して声をかけてくれる人もたくさんいました。
心の中で「ありがとう」とだけ伝え、
何事もないかのように、
何も感じていないかのように振る舞い続けました。
8ヶ月ほど経った頃、
私は仕事に対しての熱意を失っていました。
もともと50キロあった体重が38〜40キロまでに減り、
健康診断に初めて「痩せ傾向」と明記されました。
食事は驚くほどしっかりとっているのに、着ていた洋服がどんどん緩くなっていく。
食べるの大好きでもともとぽっちゃり体型だった私が、
初めて胸もお尻も身体もぺったんこに
なった時でした。
会社の人もざわざわしてきます。
明らかに見た目が変わってきたので
大丈夫かと声をかけられることが
多くなった時期でした。
この頃上司に対して何も感じていませんでした。
怒鳴られても、またか、と思う程度で
どうあがいても答えは一緒だし
ただこの上司は誰かに対して怒鳴りたいだけなんだ、と自分の中で処理していました。
一見、上司のことを攻略し
乗り越えたように思えますが
ある意味これが1番怖いのかなと思っています。
自己評価が回復しないうちに、何も感じなくなる。
無になってしまう上に、
自分に対しての評価が相当低い。
自分に対して死ねと思う一方で涙が流れたのはまだ救いで、
自分の奥底にある僅かな感情が
自殺行為を阻止していたんだと思います。
でもこれさえもなくなってしまったら
無感情で自分の死にも直面できたと思います。
もうなんでも良いやの精神。
自分のことも周りのこともどうでもいい。
ちょうど同じポジションで同僚の方も
入社されたこともあり良い意味で気分が紛れていました。
そして10ヶ月か11ヶ月ほど経った頃でした。
救いの手が差し伸べられたんです。
前職でとても良くして下さった上司からの
連絡でした。
私が退職してからなかなか後任の方が本採用に至らず、
2人目の方が退職されるため
戻ってこないかとの連絡でした。
この頃の私は、
身体の痛みや倦怠感に加え
パーフェクトな無気力状態で
取り柄だった記憶力さえも低下しているころでした。
・・・
私のうつ病ストーリーにはまだまだ続きがあります。
むしろ、
今はこうして病気だったんだなと認識できていますが、
この頃の私は自分が病気だとは
気付けていません!笑笑
果たしてこの後、元いた会社に戻ったのか、、
それとも・・・そして、うつ病の症状は?
長くなったので、
今回はここまでにさせてもらいますね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
うつ病は誰にでも起こりうる病気です。
比較的新しく定義された病であり、
現代病とも言われていますが、
人それぞれ我慢の度量、
性格が違うように発病のタイミングやきっかけも違います。
先に結論を言うと、
絶対我慢しないでください。
真面目な頑張り屋ほど、
気のせい、とか、疲れ、だとか
自分のメンタルの弱さだと理由付けして
同じ環境で耐えようとします。
病院に相談に行っても良いですし、
長期でお休みが取れるならそれでも良いと思います。
休みをとって復職しても同じ症状が出るなら
原因は明らかに労働環境です。
絶対しないで欲しいのは、
休みをとったから大丈夫なはずだ、
と自分を暗示にかけてまた頑張らせる行為。
私個人として必要だと思うのは、
一旦会社を辞めて、もしくは今いる環境から脱して、
メンタルが戻るまで休養すること。
精神的なプレッシャー要因から
まずは自分を解放してあげること。
趣味やプライベートにも興味がないなら
何もしなくて良いんです。
何もしない自分を全力で許してあげて下さい。
うつ病だけに限らないです。
人間誰しも何もやりたくない時期って
絶対あるんだから。
それを認めて、許して、ただひたすら見守る。
甘えと言われればそうかもしれない。
でも、病気になるかもしれないよ。
病気は自分へのメッセージだから、
悪だとは私は思わない。
でも、現状の生活を維持できないくらいの病に
かかることを「強制終了」とも言うように
結構、いや、相当、辛いけどその覚悟はありますか?
本能で感じた 逃げる意思 って
立派な自己防衛の一種です。
体験してる側からのひとつの意見として
受け取ってください。
( *雑談だけど大事な話* )
むしろ世の中には、「倒れるなら行って倒れろ」って言葉、考え方、少なからずありますよね?
昭和よりの平成生まれだからで今は言わないのかな?言います?よね?
あれほんとクソだと思う。
日本社会のこの精神が国を先進国に押し上げ、同時に自殺大国にしたんだよ。
この話になると話広がっちゃうしメラメラしちゃうんですが、、せっかくなので、続けます笑笑
自分をすり減らしてまで他人のため、
会社のために頑張る必要は全くない。
自分をすり減らす一つの例として残業するのが日本では当たり前、定時で終わらせる意思もなく自分の貴重な時間を安やすと捧げるという考え方。
頭があるんだから効率的にやればいい。
それで時間内に終わらせればいい。
むしろその方が自分の成長にも繋がるし
経済的なんだよ。
残業は決して美徳じゃない。
むしろ「無能」の象徴。
もう一度言うけど、
ただの「無能」の象徴だよ。
自分をすり減らして病気にかかってもなお、
会社を辞める、職を一時失うってことに対して
異常な嫌悪感抱く人多いですよね。
私はジョブホッパーなので、
ザ・日本企業と外資両方経験してきたから
色んなマインドの会社を見てきたけど、
【自分の人生=仕事】が全てじゃない。
会社員として仕事することが生きがいで、
すればするほどエネルギーが溢れてくる人は別です。
(↑これ勘違いして、麻痺してる人もいますが)
自分の労力と時間を削って仕事や他人に捧げることに、心のどこかで僅かでも疑問を持ってる人の話です。
国のため、会社のためって特攻隊精神持っているなら
早く興味の矢印を自分自身に戻してあげないと、
いつまで経っても幸福度が低くて
自殺大国のままだわ。
特攻隊精神を否定してるんじゃないからね。
これは自分自身に発揮すべき精神だと私は思うんです。
ついでに言うと、私はこの当たり前に蔓延る時代遅れのマインドをこの手で変えたい。
この話に関してはまたどこかで書けたら良いなと思います。
話が大幅に脱線してしまったけど、
今だから言える
死んだらね、本当にもったいないよ。