「Clairaut Sauvignon Blanc Semillon 2017」

口元に近づけると、かすかに香る、いつかどこかで嗅いだような花の香り。清楚だけど、もっと知ってみたくなるような、そんな香り。

そっと口から流し込む。若さ故の、時には自分勝手に思えるような天真爛漫な、それでいても魅力を感じずにはいられない、爽やかな酸味と甘い香りの、青春という二つの顔。

汗をかいてスポーツに打ち込む彼女が、一瞬こちらにニコッと笑いかけたかと思うと、ほのかな若い匂いを残して、たちまち走ってトレーニングに消えて行ってしまうような、微かな酸味とほのかに残る花の香りが爽やかにだんだんと舌の上で消えていくような後味。

微かに甘い香りのドライなワインは、スポーツに青春をかける美少女の横顔のようです。料理と一緒でも、ちゃんとワインの味は舌に残りますが、それよりはナッツやオリーブや乾き物が似合うワインです。仕事でちょっと疲れて帰宅した時に、あの青春の一ページを、このワインと共に思い出してみては。