雨の影響、すごいですね…
台風や大雨のニュースを聞くと思い出すことがあります。

小学1年生の夏休みのこと

祖父母の家に帰省していたとき

『起きて!

すごい勢いで起こされ、よく分からないまま
抱っこされ向かい側の別宅に…。

向かう途中見たのは、
道路が
抱っこしてくれてる大人の膝上まで水に漬かっていたこと。

避難して窓(2階)から下を見ると
どんどん水が増えてて
一階はほぼ水に使った状態になってた。

あとから
祖父が消防署まで泳いでいき
ボート出してもらって帰ってきました。

祖父はそのまま消防署の人と地区を周りに行って
いろいろ確認してたみたい。

避難したけど、
電気もダメ
ガスもダメ
水もダメ

って状況で

ロウソクとおむすびと水が
ボートで配られて来たのを2階の窓から受け取る
とゆう
なかなかない経験でした。

一晩たって朝起きたら
水はキレイになくなっていて
道路や家の中は泥まみれ
すごい臭い。
電信柱に洋式便器が引っかかっていたのを
鮮明に覚えてます

初めて、堂々と
『靴のまま家に入る』経験

壁には黒い線が残ってて
その先は
自分の遥か上。

祖父母の家は海辺で
大雨と満潮が重なっての洪水だったと
あとから知った。
他の場所では2階も水に漬かって
屋根に逃げた人もいたことを知った。

祖父から
『100年に一度の大雨』と言われ、
すごいことだったんだと思った7歳の夏休み。

でも、あれから100年経ってないけど
同じくらい
それ以上の大雨の被害が何回も起こってる。

地震に水害…自然災害、
これからも起きないわけはないけれど、
少しでも被害が少ないことを願わずにはいられない

もし、
自分たちが同じような体験をすることになったら
今度はムスメという
守るべき存在がいる。

だから備えておこう。

まずは
自助(自分で自分を守ること)、

それから
共助(家族や地域で助け合うこと)

そして
公助(行政からの救助や支援)



『備えておくことは大切。
だけど、備えてあるものを使うためには
何よりも生きてなくてはいけない。
だから、自分の命を守るために
必要な知識を持って備えておこう』

こんなことを
仕事で災害時の研修や自治体への講習会で
伝えてきました。

避難場所の確認
非常持ち出し袋の準備
家族との連絡手段

いろいろできることはあるから
忘れずに準備しておこう。

そんなことを
ムスメの寝顔を見ながら
思うのでした…



   猫しっぽいつも以上にまとまりない文章に
おつきあいありがとうございました猫あたま

それでは、また次のお話で星