空飛ぶ広報室 | 感想文

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正直、県庁おもてなし課の二番煎じだろうなと思って読み始めたが。
失礼な偏見で大変申し訳ありません。
阪急電車も県庁おもてなし課も大好きで
その人が書いたものを斜に構えて読み始めた自分がとても恥ずかしい。
特に発売延期をしてまで書き加えたそうな「あの日の松島」は電車で読んでいて泣いてしまい恥ずかしかった。
でも、これを書かなくてはならないと決意した作者の気持ちは理解できるし、
書かれた作品そのものも素晴らしいものだと思う。
私はあまり自衛隊に嫌なイメージはないし、
近年では災害救助においてこれほど頼りになる組織はないと思っているが、
それでも自衛隊で働いている中で色々理不尽な思いをされている方は多いのだろうなと思った。
それは「人」をリアルに描写した作者の力量があったからこそ感じられることだろう。
そうやって小説を堪能したあと、
後書きを読み、
こんなに素敵な人がモデルだったんだなとさらに楽しくなる。
全てが揃ってとても良い本だった。

20160519 読了