こんにちは😃
今日はちょっと重めなお話。
私は子供の頃から手のひらの皮がめくれたり
ブツブツができて痒かったりしてました。
色々な病院に行ったけど、
なにかのアレルギーでは?
でも、特定はできないね、
とりあえず薬で抑えましょう。
と言われておしまい。
大人になっても良くならず、
そのうち鎖骨や肩甲骨に、
キリで刺されるような痛みが出るようになり
痛みのために、背骨も曲がり始めました。
長年原因不明だったこれらの症状。
ある日、女優の奈美悦子さんが
全く同じ症状で苦しんでいたことを知りました。
奈美悦子さんが書いた本を読むと
秋田に唯一、この病気を治してくれる
先生が居ることを知り、この病院に
藁をもすがるように、連絡をしました。
全国から患者が来るらしく、
診てもらえるのは1年先と言われたけど、
どうしても診ていただきたくて
ジッと待ちました。
連絡をした翌年の秋に
ようやくその秋田の病院へ行き、
検査を受けて、初めて病名がはっきりしました。
「掌蹠膿疱症性骨関節炎(しょうせきのうほうしょうせいこつかんせつえん)」
秋田の先生が
「あなたは掌蹠膿疱症です。
よく今まで頑張ってきたね。
骨はすでに石灰化して、かなり痛いでしょ。
でもね、必ず治してあげるからね。
もう大丈夫だよ。」
と言ってくれて、嬉しくて泣いてしまいました。
掌蹠膿疱症性骨関節炎は、
アトピー性皮膚炎や膠原病などと似ている
自分の中で自分を攻撃してしまう病気。
最大の特徴は、ビタミンの一種の
ビオチンが欠乏していることです。
そのため、治療は毎日3回ずつ
ビオチンなどの薬を摂取します。
先生は
「劇的に良くなることはない。
でも、薄皮を剥ぐように、少しずつ
必ず良くなるから、諦めずに頑張って
薬を飲むんですよ。」
と言ってました。
それから毎日毎日、この粉薬を
頑張って飲み続けました。
摂取した量は、三ヵ月ごとに3キロの薬が
家に送られてくるので、
三年間で約12キログラム!でした。
そのおかげで、今はすっかり良くなりました✨
今日のお話で言いたかったのは
幸せって、こんな感じで、
薄皮を剥ぐように、そうっと静かに
やってくるんじゃないかなぁ?と思うんです。
劇的な出来事はわかりやすいけど
それが幸せの本質かどうかは
わからないですよね。
自分が目指したことに向かって
行動を起こしていけば、
少しずつでもきっと前に進む。
諦めないで。
きっとじわじわと幸せに近づいてるはず。
そのじわじわとした感覚さえも
楽しんじゃいましょう!
今、辛くても、何か行動すれば
きっときっと、出口は見えてくるよ。
私はそう思います