妄想子育て | Chieko・愛の無料恋愛相談室

妄想子育て



もしあたしが子供を産むような事があって、
もしそれが女の子だったら…

18過ぎてからのアルバイトは、絶対に夜の銀座しかない。
本人の意志じゃなくても、勝手に決定だ。
ファミレスなんぞでバイトを始めた日には、フロムエーを引っ張り出して、
「ここを見なさい!時給五千円なんてザラなのよ?!こっちにしなさい!」
と、背表紙で頭に一撃を入れるだろう。

そんなバイオレンスなことにならないためにも、小さい頃からのスパルタ教育が必要だ。
幼稚園にあがったあたりから、コップについた水滴をハンカチで拭かせ、
父親の灰皿に、タバコが二本たまったら即交換。

小学一年生になったら、ライターを常に持ち歩くように言い渡す。
近所のかずお君とか、その辺の男子と一緒に登校したら、
同伴ポイントとしてお小遣百円アップ。
帰りは自己責任で男子を厳選し、アフター下校させるであろう。
ちなみに学校に行く時のヘアスタイルは、盛り盛りのアップか、巻き巻きのダウンだ。

彼女が帰宅すると、あたしは出勤の準備をしている。
おやつにキスチョコを出しながら、着物を着るあたし。
それが終わったら、娘を連れて、いったん店に顔を出す。
店併設の夜間保育園にヤツをあずけるのだ。
そこにはホステスたちの子供が五、六人いて、
みんなでおしぼりを丸めてたたんでいる。
もちろん時給も子供にしては破格の五百円。
銀座価格だ。
我が娘、りぼんとかマーガレットなんかはこのお金で買っている模様。
19時から23時半まで、もくもくとおしぼりを丸める子供達。
よしお君は、自分のお金でWii を買ったそうだ。

店も閉店となり、あたしは鴨井さんとアフターに行く事に。
娘は一足先に送りの車で家路についている。
そんな彼女のために、あたしは毎回アフターで寿司折をお土産にもらってくる。

家に帰ると娘は、明日の同伴登校に備えて熟睡中だ。
軽く頭をなでながらあたしも眠りにつく。

次の日の朝食は、もちろん昨日アフターでもらってきた寿司。
朝からさび抜きの大トロとかを食して学校に行く娘。
給食の時は、牛乳パックの水滴をくるくる拭きまくり、
男子の下ネタにも笑って答え、
少々のオサワリもまんざらではないフリをする。

それ意外の時間は爆睡ぶっこいてても誰も文句は言えない。



娘よ、
ツヨクイキロ