いつも応援いただき、ありがとうございます。
初めましての方のために、治療経過を簡単にご紹介します。
- 2019年2月「すい臓がん・延命治療のみ」の宣告
- 2019年3月~ 抗がん剤手術抗がん剤
- 2020年8月~ 治療完了・経過観察
当ブログでは、 治療と日々の出来事をメモとしてゆる~く綴っています。
また、治療経過の詳細は、別ブログ『チコがん日記』でまとめています。
こんにちは
気持ちの良いお天気ですねー 3連休いかがお過ごしですか?
今日は少し真面目なお話をしようかな。
私ががんになってから"意識的に"使うことで役立った思考法
・俯瞰思考
・気づき
について少し共有したいと思います。
俯瞰思考
鳥の目・虫の目・魚の目など、俯瞰思考については
耳にしたことのある方も多いと思います。
モノゴトの全体像をみたり
さまざまな視点から捉えることですね。
これらの考え方は、皆さんすでに
(意識・無意識に関わらず)行っているものですが・・
身体や気持ちが弱ったときなどは
とくに意識して使いたい考え方です。
というのもね、
私たち人間は、弱ったとき
本来の元気な自分に戻ろうと「必死」になります。
そして、必死になると
必死になる → 集中する → 視野が狭く
と、視野が狭くなり、全体を見たり視点を変えてみることが
難しくなってしまうのです。
なのでね、ぜひ
・「鳥の目」大局的に物事をとらえる
・「虫の目」細部まで深い視点をもつ
・「魚の目」目に見えぬ流れを感じ取る
といういろいろな視点を意識してみましょー
という考えを共有したかったのが1つです。
気づき
それから、「気づき」。
「気づき」について、意識した事はありますか?
瞑想やマインドフルネスの練習をしている人は
取り入れているかもしれませんね。
私の場合は、がんになって初めて、この考え方を意識するようになりました。
そもそも、病気になるまでは、仕事が大変 生活が大変 と思うことはあっても
「がん告知」のような、心が折れてしまうほど つらい気持ちの経験はなく・・
大抵の困難は、それこそ「俯瞰思考」を使えば解決する!と思っていたかもしれません。
ところがね・・ がんになり
俯瞰思考どころか、何も考えられないほどの
絶望を感じてしまい、途方に暮れていました。
そんな時
あるチベット僧侶のYouTube動画に出会いました。
動画のチベット僧侶は、ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェさん。
この界隈では有名な方なのだそう。
でね、このチベット僧の方が「気づき」について語っているのを耳にした瞬間
これだ!と思い、そこからかなり精神的に救われました。
「気づき」は
- 良い・悪いの判断せず、"ただ"観察すること
- これを使えるようになると、不快なもの(悲しい感情や痛みなど)から距離をおける
ぜひこちらも、「あーつらいわー」という時に意識してみて下さい。
チコがん日記
ここまで書いた内容の詳細を、私のもう一つのブログ「チコがん日記」に書きました。
上の記事は、私の体験を中心に書いていますが
さらにそれぞれのテーマの詳細も絶賛執筆中なので、完成したら公開します。
ちなみに、「俯瞰思考」や「気づき」も含め心を整える事は、がんになったら特に意識したいなーと思いますね。
がんとストレスの関係の研究結果もありますし。
そういえば、以前紹介したがんサバイバーのレジェンド 木下さんも
「がんになったら心が一番重要ですよー」
とおっしゃっていたのを思い出しました。
木下さんのブログ
うん、確かにそうかも知れません。
下の写真は、以前撮ったものですが
携帯のウィジェットに今日たまたま表示されていて、懐かしくて載せてみました
ふーこの時は下痢に悩まされることもなく、元気いっぱいだったなー ・・
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よかったら、以下もぜひご覧ください。
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