いつも応援いただき、ありがとうございます。
初めましての方のために、治療経過を簡単にご紹介します。
- 2019年2月「すい臓がん・延命治療のみ」の宣告
- 2019年3月~ 抗がん剤手術抗がん剤
- 2020年8月~ 治療完了・経過観察
当ブログでは、 治療と日々の出来事をメモとしてゆる~く綴っています。
また、治療経過の詳細は、別ブログ『チコがん日記』でまとめています。
こんにちは
なにやら面白いタイトルで、興味深い記事を見つけましたよ。
なんと!?
「半殺し」にしたがん細胞が、いい働きをしてくれるらしいです (*´∇`*)
『「半殺し」にしたがん細胞を体に戻すと免疫療法が上手くいくと判明! 』
引用:ナゾロジー
わたしは、こういう新しい治療法開発の研究を見るたび
希望の光で心が少しほっと明るくなります。
なので、ちょっと共有させてください。
ダメージを与えたがん細胞と免疫療法
私なりに、ざっくり要点をまとめますね。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究です。
簡単にいうと
がんの腫瘍の一部を切りとる
切り取った癌細胞のDNAにダメージを与える
ダメージを負った癌細胞を身体(腫瘍)にもどす
免疫療法を行う
免疫細胞が、損傷を負った癌はもちろん、腫瘍全体を攻撃
結果
黒色腫と乳がんになっていたマウスの40%において、腫瘍が完全に消滅させることに成功 引用:ナゾロジー
論文元
『The injury response to DNA damage in live tumor cells promotes antitumor immunity』
引用:Science
この新しい治療法の研究のポイント
かんたんにポイントを以下の3つにまとめます。
私が特に良いなと思ったのは、
3の「ダメージを受けたがん細胞がワクチンとして働き
免疫細胞が新しくできた癌も攻撃できるようになる」
という点です。
研究では、さまざまな化学薬品が試されたが、
がん細胞のDNAを傷つける薬品がもっとも効果的だった
免疫療法により免疫力が強化された状態で効果を発揮する
損傷をうけたがん細胞は、ワクチンとしても働く
(研究者が、マウスに新しくがん細胞を注射しても、免疫細胞が侵入してきたがん細胞を認識し攻撃できるようになる)
がん治療の飛躍的進歩という希望を胸に
今のところ、まだマウスでの実験段階のようですが・・
早く研究が進み、私たち膵がん患者のように、
薬が効きづらい癌にも効果がある治療法になって欲しい!
と切に願います!🙏
研究には時間がかかる
とおっしゃる先生方もいらっしゃいますが
命をかけて闘っている私たちは、
いつだって『希望を胸に』生きていきたい
と思うのです。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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