いつも応援いただき、ありがとうございます。
初めましての方のために、治療経過を簡単にご紹介します。
- 2019年2月「すい臓がん・延命治療のみ」の宣告
- 2019年3月~ 抗がん剤手術抗がん剤
- 2020年8月~ 治療完了・経過観察
当ブログでは、 治療と日々の出来事をメモとしてゆる~く綴っています。
また、治療経過の詳細は、別ブログ『チコがん日記』でまとめています。
こんにちは
前回の投稿で、8月に撮ったCT検査で
急に大きくなった肺の影が発見され
10月に再検査を受けることになった
ことを、お話ししました。
この間、この影の原因について、思いを巡らせることも
肺炎?・・肺がん?・・・すい臓がんの転移?!
こんな風に、最悪のシナリオを考えてしまうとともに
深い悲しみの中に、どんどんと引き込まれていく自分がいたのでした。
今日は、この続きからお話しさせてください。
悩むことで結果が良くなるなら悩むけど、そうでないなら悩まない
深い深い悲しみの闇の中に、どんどんと引き込まれていく
・・・
確かにそんな自分もいました。
もし肺の影が「がん」だったら?
この呼吸の苦しさも、がんのせいなのだろうか・・
そんなことを考えては、
気持ちが塞いでしまう自分・・
・・・
でもね、
その一方で
そんなふうに気持ちが暗くなる自分を
俯瞰して見ている、もう1人の自分もいたんです。
あー、また考えちゃってるよ
もー、なるようにしかならないんだからさー
みたいな
実はわたしね
2019年にはじまった、この闘病生活の中で学んだことがあります。
それは、「心の平穏」の価値。
(※ ちなみに、心と体の関係は科学的にも研究されていて、『科学的データでみる、がんと心、ストレスの関係』でも紹介しています)
心の平穏を保つことは、心のみならず
- 身体の調子も良くなる
- 病気の快復をサポートする
この、なんだか都合のいい仕組みを
闘病経験の中から実感として、学ぶことができたのです。
(注意:学んだといってもね、完全習得まではまだまだ、修行の途中です )
さて
私の心の葛藤の話で、前置きが長くなってしまいましたが
10月のCT再検査の結果を聞くための受診の話に戻ります。
CTの結果に、先生と2人、安堵のため息
これまでお話ししたような
- 心が塞いでしまう
- 心の平穏をとり戻す
こんな揺れ動く気持ちを抱えつつ
病院へ向かいました。
そして診察。
この扉を開けた向こうに先生が待っている
いよいよ検査結果だ
そんな思いとともに
診察室に入る直前は、ほんとーに緊張しました!
先生:体調はどうですか?
私の心の声:いあいあ、体調なんてどうでもいいから、早く結果を聞かせておくれ
そんな私の心の声を知ってか知らずか
先生も素早く切り出しました。
先生:CTの結果ね、うん、心配だったよね
私:はい、もう心配で心配で、眠れない夜を何日過ごしたか・・ (少し盛りすぎ? )
先生:いやーそうだよね、僕も心配したよ
先生と私:はあー(と、2人でため息)
私:で?
・・・
先生:あー、消えてましたよ
前回影があったところ、きれいになってますよ!
・・・
私: 消えた?!!
先生:そそ。消えたってことは、まあ、炎症だったのかなあ?
ふー
先生と2人でCT画像を見ながら、
あらためて、安堵のため息・・・
あー、本当に良かった、としみじみ思いながら
診察室を後にしたのでした。
肺の影が消えた!夢にまた一歩近づいた、感謝!
約2ヶ月前の8月、1.6cmの肺の影が見つかりました。
その後、気にしないようにと思ったものの
どこかに、怖いという気持ちや悲しみを
抱えながら過ごしてしまったのでしょう。
診断から程なく、呼吸ができないという症状が出ました。
念のため、PCR検査を受けました。
結果、コロナには陰性でしたが
肺の影の「がん」の疑いが晴れることは
ありませんでした。
それでも、8月から10月の再検査までの2カ月間
その「影」に怯え、ただ手をこまねいていたわけではない。
マインドフルネスやイメージの力も信じ
大丈夫、病は治ったんだ、と
夢は叶ったかのように生きる
を、できるだけ意識して過ごすようにしました。
そして今回の検査の結果
肺の影はきれいに消えていた。
とにかくいまね
あー、今もこうして当たり前のように、
呼吸ができている
このこと考えると、感謝しても、し尽くせません。
ここで、
私の好きなオプラ・ウィンフリーの
スピーチと言葉を思い出しました。
今日この日、また(生きる)チャンスをもらえた I got another chance. This day.
あなたはまだここにいる。
この日、更なるチャンスを得る。
You are still here.
And you get another chance. This day.
アメリカの人気司会者 オプラ・ウィンフリー
(Oprah Winfrey)のスタンフォード大学でのスピーチの一部です。
私は、彼女のスピーチに感動し、幾度となく心を救われています。
私みたいに英語が苦手な人は、短くカットしたYouTubeもあるので
ぜひ生の声で聞いてみてください。
以下、彼女が話した内容のスクリプト(端折ってます)と、(私なりの解釈でスミマセン)和訳を載せておきます。
これらの呼吸(これより前の話の中にでてきた深呼吸のことを指している)は、当たり前のこととして、
あなたは、次から次へとやってくる呼吸を期待するかもしれません。
でも、実際のところ、次にまた呼吸がやってくるという保証はどこにもないのです。
This day, where many of those breaths were taken for granted – you just expected the next one to come, but the truth is, there is no guarantee that the next one comes.
(中略)
あなたは、まだここにいる
You are still here.
この日、あなたは更にチャンスを与えられる
And you get another chance. This day.
より良く行動し、より良くなるための
To do better, and be better.
オプラは言います。
Thank you, Thank you, Thank you.
今回のCT検査の結果を聞いたとき
気がつくと、私もオプラのように
『ありがとう、ありがとう、ありがとう』
と何度も言っていました。
私は、今日この日
また(生きる)チャンスをもらえた
I got another chance This day
ありがとう Thank you, Thank you, Thank you
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
よかったら、以下もぜひご覧ください。
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