今日もありがとうございます。

千恵です。

 

 

いやぁ実にタスクに追われております。

とはいえ、ひとつづつ、いわゆる「潰していく」しかないことも、

47歳、知っておりますので

モグラたたきのようですが、

丁寧に優先順位を確認しながら(左右上下確認。笑)

【タスクつぶし(たたき)】をしている最近です。

 

 

さて、先日義父を送った、とブログに綴りまして

次回は葬儀のことも書けたらと言いながらも

なかなか時間が取れずでした。

 

今日もまた

何か誰かのお役にたてたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

義父が倒れてからの

義実家のテーマは【お金がない】でした。

これがみんが言う「お金がない」とは訳が違う、異次元でお金がない。笑。

(まだ全部終わってないけど私の中ではもはや《ネタ》)

前回書いたように、入院費も捻出できないような状況でしたので

勿論、葬儀代もそもそもどこから出すよ?という状況でした。

(まぁそれはね、いろいろどうにかするんですけどね)

 

末期の癌、だと知らせれて

そしてテーマ【お金がない】は揺るがない事実としてそこにある中で

私は義父が存命中から夫を含めた実子の兄弟たちと

「これは丁寧に計画をたてないと行き当たりばったりだと《思ってたんと違ーーーーーーう》ってなるね」

と話をして

葬儀の準備(まぁその他諸々も然りですが)を平行して進めることにしました。

 

これぞ、血縁でない人間のなせる業、だと私的には思っています。

勿論、義母や義兄たちは目の前で病と闘う義父の様子に一喜一憂するわけです。

いや、当たり前。

ちょっと離れた私だからこそ、そこそこ冷静にいわゆる「準備」が出来たんだと思います。

これは前回の治療費のあれこれも然り、で。

そして実父を送った経験がある、というのはこの度の冷静さにとても役に立ちました。

 

 

 

 

 

今日は葬儀、にスポットを当てますね。

 

 

まずは義母に

『お母さん、どこか互助会とかに入ってたことない?』

と聞いてみました。

 

「ああ。昔かけちょった氣がするわ…」

と義母。

 

『どこか分かる??』

 

「あのほら、あそこの…」

 

 

 

もう会話の途中に携帯でその互助会を持つ葬儀屋をググってますよね。笑。

(早い、と義兄たちに突っ込まれたけど、考えて分からないことはすぐ聞く、これに尽きます)

 

この度(うちがかけていた互助会の話ですが)

分かったことは

証書めいたものがなくとも、

かけていたか、かけていかなったか、くらいは調べてもらえる、ということ。

また金額なども家族だと分かってもらえればきちんと調べてくれました。

義実家は義父の名前で、本人、母、長兄、夫の4人が使えるように相当前に(だって夫が家族の一員ということは独立前だから)互助会に入っておりました。

※ちなみにこの時既に次男は結婚、独立していたので入っておりませんでした。

 

 

 

そう、親御さんに聞いてみてください。

「あんたたち、どこか互助会入ってる??」と。

 

 

 

義実家は相当昔の商品で、そして勿論、掛け金も支払い終わってるもので

基本コース20万払い込みの商品①

追加で、12万払い込みの商品②

ふたつ持っておりました。

 

つまり支払った総額は32万です。

 

 

 

 

 

 

次に確認したことは

会場葬儀にするか

自宅葬儀にするか

という点。

そして、会場に二通りの見積もりを4月の段階で出してもらいました。

 

そもそも大きくするつもりもなかったので

いわゆる家族葬。10名での見積もりです。

 

 

 

 

 

 

今は会館でお葬式をされる人が殆どで

なので今はそれが普通のようになっていますが

なんたってうちには

そう【お金がない】んです。笑

 

見積もりは(規模一緒で)

 

会場葬儀 70万3220円

自宅葬儀 38万4940円

 

と出て来ました。

 

 

 

 

 

 

ほほお・・・

 

 

 

 

 

 

まぁ当たり前ですよ、他所の場所を借りるわけです。

そら自宅より高いのは当たり前。

それを知った上で

 

さぁ、どちらを選ぶか??

 

な話。

(その他“お寺さんでの葬儀”やちょっと前の時代ですと“公民館”を選ぶ方もおいでかも、しれません。うちはお寺さんが遠方でしたので、そもそも候補には上がりませんでした)

 

 

 

 

ここで対象者の年齢や現状などを家族で丁寧に話しておく必要があります。

 

うちの義父は

現役で仕事はしておりましたが、とはいえ85。

まぁリタイヤしている人よりは現役での仕事での付き合いはあるものの

バリバリの現役ほどお付き合いがあるわけでもない。

そして家族葬でやる、と既に決めている。

 

これが若くして現役で沢山のお客様にもお別れにきてもらう、

となれば会場一択、になるでしょうが

 

この度、うちは《自宅》にしよう、と選択しました。

 

そこまでとりあえず、決めておけば

だいたいの予算がみえているわけで、突然に何かあったとて

なんとなくイメージは出来る感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ねぇねぇ葬儀ってどこをどこまでしたらいいの??』

とお寺さんの知人に尋ねたところ

「結婚式と同じ。どこまでやるか?なにをやるか??なだけ」

との返事。

 

 

 

 

 

 

おっと?!

それはもしや

 

得意分野なのでは?????

むしろ仕事の分野なのでは??笑

 

 

基本、勉強好きらしいと知ったのは最近です。笑。

 

 

必ず必要だと素人が見ても分かるところにマーカーをひき

これはいわゆるオプションだな、と感じられるところは外していく作業をしました。

 

 

 

 

 

 

 

そのあとそうね5月くらいかしら??

葬儀屋さんにまた電話。

 

 

入っている互助会の掛け金はどういうことに使えるのか??の確認です。

 

互助会は

積み立てではありませんからね

という説明を受けます。

 

【互助会】

 

ええ。読んで字の如く互いに助け合うシステムです。

 

あなたの掛け金が今日も誰かの婚礼衣装や、葬儀代になって

あなたの時には誰かの掛け金があなたを助けてくれるシステムです。

 

 

20万の払い込み金

ここの葬儀屋さんでは33万の商品と交換です。

12万の払い込み金

13万分の商品と交換可能です。

 

という説明を受けました。

 

 

 

ほほお。

 

 

 

そして義実家がかけていた互助会では

この20万の基本コースの商品

33万の基本コースのパック商品との交換なので

そのパック商品の中で使わないものがあったとしても

それは放棄となり、勿論返金やその他のモノとの代替えはありません。ということ。

 

ちなみにその33万円の基本コースの内訳はこう。

ざくっとですが

祭壇  17.8万

表装飾 2万

寝棺  3.2万

後祭壇 0.5万

その他小物一式 5.8万

額・リボン 0.2万

霊柩車 1.7万

骨壺セット 1万

司会進行 1.5万

 

上記33万の商品と20万円の払い込み金は相殺です。

 

 

うちの葬儀で不要なものは外そうとなった時

祭壇  17.8万

表装飾 2万

寝棺  3.2万

後祭壇 0.5万

その他小物一式 5.8万

額・リボン 0.2万

霊柩車 1.7万

骨壺セット 1万

司会進行 1.5万

 

おっと、必要だ、と思われるものは6.4万。

ただし、使わないと放棄です、と言われたので

じゃぁまぁタダなら…とみんなで相談の上、自宅のお床に祭壇を構えることにしました。笑。

 

そんな風にして、いる、いらないを丁寧にイメージしてみることは大変大切で

まぁまぁ日本人的なんだけど

そんな死ぬ前から死んだ時の相談、ってなりがちだけど

いやいやどのみち、みんな漏れなく死にますから!!!!!!!

なんなら今、まさに末期の癌だと言われた人がこの家にはいますから!!!

 

うちは義父がこうなってからの相談でしたが

これ、もしかしたら元氣なうちだからこそ、やっておける相談のひとつ、かも、しれませんね。

(なんたってこの度義父の想いはイチミリも反映することなく、事情とお義父さんきっとこれがいいよね、という想像でしかないんだよね)

 

 

基本コース以外でついていたのは以下の通り。

そして外したものには斜線が引いてあります。

 

通夜折

納棺用布団

ドライアイス

脱臭防腐剤・遺体保護セット

霊柩車(病院→自宅)

霊柩車(自宅→火葬場)

会葬礼状

供養品

遺影写真

湯灌

お浄土銭

塔婆※これは宗派として不要だったので

納棺花

祭壇果物

弁当

しのび膳

奉仕料

 

こうやって見積もりとにらめっこして、

38万の見積もりはざっくり実質22万程度にまで落とすことが出来ました。

(何度も言いますが、うちにはテーマがあったので)

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、義父が旅立った後、

「お父さん、この基本コースの棺だと入らないと思います」

と葬儀屋さんに言われて

(うちの夫はそれでもコースのでいい!と最後まで言い張ってましたけど。笑。なんなら大き目の棺とこのコースの棺両方に入れてみてとか出来ないですか??と喰い下がる。笑←出来るかい!そんなもん!!笑)

結果棺は追い銭9万かかりましたが

(そもそも12万のモノが1番下のクラスで、そこから基本コースの3万を引いてもらう、という互助会パワー)

ちょっといいサイズ感のモノに交換。

 

後は自分たちでキタムラに行って写真を作ったり

(後々のことを考えてTHE遺影はつくりませんでした)

花を農協の産直で手配したりしながら

 

新聞にも載せない

マーブルにも言わない

 

ということもすり合わせ

家族葬を執り行いました。

 

 

 

 

 

 

 

これはやってよかった、のは

【湯灌(ゆかん)】いわゆる【納棺の儀式】。

最初は病院でのエルジェルケアと大差ないならやらなくてもいいか、と思っていました。

 

葬儀屋さんが

「病院でのそれはおうちに帰るためにきれいにするんです。

納棺は火葬(本当にお別れ)するためにきれいにするんです。」

と教えて下さり、ぢゃあ、と、入れたもの。

 

ただ(納棺のあれこれを)見ていて、これはやってよかった、とつくづく思いました。

専用のバスタブを自宅に持ち込み、故人を風呂に入れ、丁寧にふいて、装束に着替えさせ、きれいにファンデーションを塗ってもらい。

 

仕事変態なので思わず納棺師の女性おふたりに

「どうしてこのお仕事を??」

と聞きたい氣持ちをマヂでぐっと堪えていた私。

 

しかし、素晴らしいシゴトでした。

 

 

 

 

 

 

亡くなったことを

(新聞やケーブルテレビで)

知る人がいないわけですから

(まぁまぁ近所にはバタバタするので、亡くなってから「ちょっとバタバタします」とお声がけしたら、顔を見に来られたけれども)

勿論、通夜、葬儀にお客様がおいでになることもなく

今の時代「家族葬です」と言い切れば、逆に誰もその時間には来ないのが普通、常識、となりました。

ね、普通ってしれっと変わるもんですね。

 

 

とても佳い葬儀屋さんで

お寺さんへのお布施の相場も聞けましたし、

(参考までに。

枕経 1万円、通夜1万円、葬儀7万円。うちは遠方からだったので、交通費と宿泊費で2万円とお膳代として5千円、別に包みました)

 

なんたって出棺前のお別れに

「好きなもの入れてあげてください」

と言われた我々がバナナを手に取ると

「あーーほら、食べやすいように剥いて差し上げてください」

と。

 

果物が好きな義父で

りんごにブドウ、

バナナは1房みんな入れたもんで

もはや「じいちゃん猿かよ」と孫たちが言うくらい果物まみれ。笑

 

「あーーー病院で最後にラーメン食べたい って言ってたからーー」

と義母がカップ麺を持ってくると

「あーーーーせっかくだからお湯入れてあげて」

と葬儀屋さん。

 

「ヤケドしません?」

「あ、死んでるか」

 

みたいなコントもしつつの出棺。

荼毘に付されました。

 

 

 

 

「司会されてもいいですよ」

と私が司会業だと知ると葬儀屋さんが言ってくれたけど

自分ちの家族葬が葬儀司会のデビューって面白すぎるのでやめました。笑

でも真似はいつでもできます。

「ご導師様、ご入場で、ございます」

「合掌……らい、はい」。

怒られる!!!!!!笑。

 

 

 

 

そんな義実家の葬儀代金は

こうなりました。

 

 

 

よくやったぞ!わたし!!!!

と、存命中から葬儀屋と打ち合わせを重ねた結果がこの金額です。

 

ただただ安く仕上げるというわけでもなく

丁寧にこれはどうする??これは必要??と打ち合わせを重ねることで

実は葬儀はバカ高い費用がかかるわけでなはい、ということ。

 

だいたい100万よ

なんて誰が言い出したんだ!笑

だからみんなそれが基準なんですよね。

だいたい、は他所の話で、うちはどうしたいか??なんです。

 

これはやっぱり事前に情報を入手して

そして家族で相談しておくととても佳い。ということ。

 

そして

そもそも互助会って

みんなを助ける余裕のある人がかけるもの、だとこの度、私は学びました。

結局、使わなかったものが多かったのでね。

まぁただ安心っちゃ、安心ですよ。

 

そういうバランスも大切。

 

この金額ですから、言ってしまえば、ご近所や義父のお付き合いの範囲での

(息子たちは基本的に御香典を断る、という方向で各職場に報告しました。で、私も何件か頂きましたが、お返ししています)御香典で賄えた、というのが本当です。

 

実に義父には勉強されてもらっている今回。

 

なんたって私には本番が待ってますからね。

一人娘、実母をいつか送らねばなりませんから。

 

お義父さんには、本当にいいリハーサル?(言い方!)をさせてもらっています。

 

うちの実母は専業主婦でしたが、お茶とお花の指導者をしておりましたので

そこそこにいわゆるその協会、業界でのお付き合いもあり(いや、もう誰が死んでもおかしくないその集いではありますが。笑)、とはいえもうすぐ80歳。

やはり自宅葬儀でいい、と確信しております。

私的には好きな時間に誰かが風呂に入れるし、家ですからね、誰かが休憩したくなればどこかでしれっと横になれるもんで、自宅葬儀悪くないな、派です。

 

 

 

大切なのは

元氣な時に丁寧に親御さんと話しておけるのであれば話しておくこと。

片方を送ったあとだと兄弟間だけの話ですが、

最初の親を送る時には、もう片方の親の想いがある、ということ。

バランスをとる箇所が沢山です。

 

つくづく、私は一人娘で残り母ひとり。

彼女には、今度の帰省でちゃんと想いや状況を聞いておこうと思います。

もうちゃんと知っておいてもいいお年頃、です。47歳だもん。

(実父の時には夫が喪主を務めましたが、実母の時には私でいいかな、と今は思っています)

 

 

 

つらつらと先日の義父の葬儀を綴りました。

どのお仕事も本当に尊くて

そして素晴らしいものだと本当に思います。

 

でね、やっぱね

人、だわ。

これもまた学びのひとつ、でした。

 

 

さ、今日はこれから10月の婚礼のお衣装合わせと試食会。

そして明日からは大阪出張に出掛けてきます。

 

島根にとどまらず、どんどん外に出ていこうと決めました。

 

本日もどうぞ皆さん

おしあわせ様で♡

 

 

 

 

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どこかお稽古事と似ています。

 

知ったから終わり、ではなく

ゆっくり時間をかけて行ったり来たりしながら

肚に落としていき

実践し、癖を書き換えていく。

ひとりではなかなか出来ないことをどうぞ一緒に歩んで参りましょう。

 

 

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大橋千恵  

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