【TV】白血病と闘うスペシャル | 白血球が増えちゃった 白血病(CML急性転化)→骨髄移植

白血球が増えちゃった 白血病(CML急性転化)→骨髄移植

慢性骨髄性白血病(CML)闘病記
グリベック→スプリセル→タシグナ→ボシュリフ服用。
2015年 骨髄性急性転化。骨髄移植しました。

2011年5月18日(水)21:00~21:54  日本テレビ 「ザ!世界仰天ニュース」



●白血病の兄
14歳でモデルとして活躍し、将来が期待される少女。
しかし、大好きな兄のため、勇気ある決断をする。


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1998年、イギリス北中部の町バックストン。
14歳のケイト・ハラムは、モデルとして活躍している。
4人家族の彼女は、幼い頃からモデルになるのが夢。
それを叶えたケイトは家族の自慢だった。

兄のクリスとは13歳年が離れていたが仲が良く、優しい兄が大好きだった。
同時に兄クリスもケイトの事が大好きだった。
お互いの悩みは真っ先に相談し合う、周りも羨む兄妹だった。

しかしある日、クリスが風邪の症状があり病院で診て貰うことに。診断は風邪。
クリスは仕事を休み自宅で安静にしていた。しかし数日経っても良くならない。

再び病院を訪れ血液検査をすると、白血球の数値が明らかにおかしいことが判明。
すぐに血液内科のある大きな総合病院を紹介してもらった。
クリスは詳しい検査のため入院が必要になった。

数日後、検査の結果、急性骨髄性白血病と診断される。
血液の中には赤血球や白血球があるが、
この血球は骨髄という部分で作られており、
その血球を作る細胞が骨髄の中で癌化して無制限に増殖する。
クリスの場合治療すれば回復する可能性もあるという。

その夜、父と母がリビングでクリスのことを話しているのを
ケイトは偶然聞いてしまい、兄のガンを知る。
しかしクリスはまだ自分の病気を知らない。間もなくして抗がん剤治療が始まった。

副作用で猛烈な吐き気に襲われた。
一方ケイトも兄のことが心配で仕事も集中できない。
副作用で髪の毛も抜けていき、次第にクリスも自らの病に気づき始めた。

そしてある日、両親は医師から骨髄移植の話を聞かされた。
正常な血液を作れなくなった細胞を正常なモノと入れ替えるというもの。
これ以上の抗がん剤治療で良くならなければ、
逆に骨髄がダメージを負って正常な細胞を作れなくなる。

しかしHLAと言われる遺伝子の型が一致していないと移植は不可能。
非血縁者で適合する確率は数百人から数万人に一人しかおらず、
兄弟が適合する確率は4人に1人。
兄のことを救えるのならとケイトは快く検査に応じた。結果はなんと一致!
しかし移植は不可能と医師は告げる。

その理由、そしてケイトがとった行動とは…


●北京の少女
3年前、仰天ニュースで紹介した北京の白血病の少女。
彼女は今どうしているのか?
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2008年8月4日、中国北京。
今から約3年前。北京オリンピックが行われていた時、
鈴江奈々アナウンサーは北京を訪れ、
マラソンコースのために作られた壁の向こう側に住む人々を取材。
そこで、フナさんと運命的な出会いをした。

彼女は、この数か月前に急性白血病と診断され、骨髄移植を待っていた。
2009年3月30日。
放送を見た人々から、彼女を救いたいという善意が寄せられ
「フナさんを支援する会」が立ち上がり、移植が実現した。

さらに、奇跡的にドナーの骨髄は100%一致した。

移植からおよそ2か月後。仰天ニュースはフナさんを訪ねた。
拒絶反応による発疹は出ているが、落ち着きつつある状態だった。

そして、移植から2年が経った今年3月。仰天ニュースは再びフナさんを訪ねた。
彼女は現在、19歳。現在どうなっているのか?