皆さんおはようございます。
子だくさんママの知恵です。
書いている途中で間違えて
アップしてしまったので、再投稿しました。
うさぎのドロップが、
鬱滞で急性胃拡張になり
病院で、今夜が峠ですと言われました。
鬱滞になる数日前から、ちらほらと
小さなうんぴが混ざっていましたが
たくさん出ていました。
鬱滞を起こす前日、ドロちゃんは
なんだか元気がないように見えました。
次の日の朝、いつものように
ケージを開けたら
一目散に飛び出していくはずのドロちゃんが、
ノロノロとケージを出て
カーテンの裏に行ってしまいました。
おかしいと最初に気づいたのは
夫、タイソン。
ドロちゃんは、カーテンの影で
小さくうずくまっていました。
目は元気がなく、歯がガチガチと音がします。
痛い時に鳴らす音です。
うんぴは出ておらず
お腹を触るとガチガチに硬くなっています。
耳も冷たくなっています。
これはただ事ではないと
タイソンが、フレックスを使い、
朝一で病院に連れて行ってくれました。
病院でレントゲンで撮ると
肋骨の中に収まっているはずの胃が
肋骨から大きくはみ出て
下の方まで広がっています。
もう、強制給餌もほとんどできない状態。
ガスも溜まっています。
先生からは、急性胃拡張で、今夜が峠です。
と言われました。
胃腸を動かす薬と、
脱水を改善する点滴をしてもらいました。
帰ってきたタイソンは、泣いていました。
具合が悪くて仕事を休んでいたあたくしは
怖くて怖くてドキドキが止まらず
手が震えていました。
タイソンはずっと
ドロちゃんのお腹のマッサージを
してくれていました。
脱水状態を改善するために
水を飲ませようとしましたが
飲もうとしません。
大好きな人参の皮も
食べさせようとしましたが食べません。
ただ、ガチガチと歯を鳴らし
うずくまっているだけ。
こんなになるまで
何故気づいてあげられなかったんだろうと
後悔ばかりです。
とりあえず、お腹を柔らかくするために
ぬるま湯をシリンジで0.5ccだけ飲ませました。
鬱滞の時に飲ませると良いようです。
(ただ、胃拡張の時は、たくさん飲ませると
良くないようです。)
暖かくしてくださいと言われていたので
ドロちゃんの前にオイルヒーターを置き
体全体を暖めました。
部屋の温度は25度に設定し
ドロちゃんの耳が暖かくなるまで
暖め続けました。
それからタイソンは大事な仕事があるからと
うしろ髪ひかれながら、出勤していきました。
あたくしは、震える手で、
ネットを検索し続けましたが
胃拡張は、うさぎの命を奪う、
恐ろしい病気だという記事しか見つかりません。
それでも検索し続けて、
鬱滞の時に有効なうさぎマッサージを
見つけました。
それは動画で、丁寧に説明がされており
とてもわかりやすいものでした。
お腹を直接マッサージするものではなく
背中をマッサージするものでした。
ガチガチに硬くなったお腹を触るのは
あたくしには怖くてできません。
でも背中ならできそうです。
早速、鬱滞の時に有効とされる
そのマッサージを行いました。
何度か繰り返すと
プスっという音がしました。
おなら?
うさぎっておならしないんじゃなかったっけ?
早速タイソンにLINEで報告。
(会話は、赤は知恵、青はタイソン)
知:プスっておならしました。
タ:良かった!
ちょっとガスが抜けたんやね
しばらく様子を見ていると、ドロちゃんが
急に体を起こし、置いてあった人参の皮を
匂いはじめました。
そして、パクリ。
サクサクサクっと食べたのです!
食べた!
今、人参の皮を食べた!
一本食べ終わり、もう一本の半分を食べて
そのままじっとしています。
早速タイソンに報告。
知:人参の皮を一本食べました。
タ:あとはうんぴ待ちやね。
じっとしていたかと思ったら
ドロちゃんが急に走り出しました。
うんぴを飛ばしながら!!
5粒も!
そして、水をごくごく飲んだのです。
それから定位置に戻ってくる時、
さらに2粒うんぴを残して。
タイソンにはLINEで都度報告を続けました。
その後はじっとうずくまったら
マッサージを繰り返しました。
そうしているうちに牧草を食べ始めました。
すると、次々と出でくる出てくる
歪な形をしたうんぴが!
繋がって硬くなったうんぴも出てきました。
おそらくこれが肛門の出口付近を
塞いでしまっていたのでしょう。
それからドロちゃんは、
牧草を狂ったように食べ始めました。
先生からは、強制給餌は
たくさんしてはいけないと言われていたので、
怖くなって病院に電話しました。
そうしたら、自分で食べる分には
問題ないとのお返事。
普段は、牧草をあまり食べたらがらず
好んで食べるのは、ペレットです。
この時は、ペレットは一口も口にすることなく
牧草を食べ続けました。
恐らく、ドロちゃん本人が
命の危機を感じたのでしょう。
頑張って黙々と食べ続けました。
それからマッサージを繰り返し行い
食べては出す、食べては出すを繰り返し
かなりの量が出たと思ったら
小さなうんぴも出てきました。
溜まりに溜まったうんぴが出てきたのでしょう。
夜は3ccしか強制給餌してはいけない
と言われていましたが
5cc食べさせました。
そして、夜中に起きて、ぬるま湯を飲ませ
タイソンがマッサージをしました。
次の日病院に連れていき、あまりの回復ぶりに
先生も驚いていました。
もう、お腹も柔らかくなっているからと
強制給餌は
15ccを1日3回してくださいと言われ
1週間分の薬をもらって帰りました。
その後も強制給餌を続け、
順調にうんぴが出て
少しずつうんぴの大きさが
大きくなっています。
今朝、やっと本来の黒々とした、大量の
大きなうんぴに出会いました。
この大きさが本来の大きさだと改めて思い
このうんぴが出なくなったら
すぐマッサージと
強制給餌をしようと決めました。
鬱滞を起こして胃拡張と診断されたのが
25日月曜日。
26日火曜日にはかなり回復し
ちゃんとした大きさのうんぴが出るまでに
5日かかりました。
この後も油断せず
見守っていきたいと思います。
今回、ドロちゃんの命を救ったのは
病院
オイルヒーター
ぬるま湯
マッサージ
強制給餌
だと思います。
それと、たまたま体調を崩して
仕事を休んでいたので、
ずっと世話をすることができたのも
良かったと思います。
仕事どころではないであろうタイソンへ
ずっとLINEで報告を続けました。
それを載せます。
うずくまってばかりだったドロちゃんが
足を伸ばして座った時は本当に嬉しかったです。
寒暖差がある時、鬱滞を起こしやすいので
今後も気をつけたいと思います。
鬱滞を起こして
どうしたら良いかわからないという
うさ飼いさんがおられましたら
メッセージかコメントでご連絡ください。