奥様は茶道の表千家を、直先生は能の観世流に造詣が深く、
も謡を梶原先生宅で習っておりました。当時そちらで謡をご教授下さった女性の先生の声に魅了され、続けたかったのですが、ご病気になられてしまい、あえなく謡からは離れてしまいました。
その期間、花の会へ所属させていただき、宗家観世清和の九州初の道成寺や野村萬斎の狂言を観に行ったり、と20代の若僧が60代、70代の熟練者の方々とご一緒させて頂きました経験は宝物となっております。
文化的に生きようと思うと、そこに理解のある数寄者の存在が必要となります。
梶原先生ご夫妻様は中津の文化的水準を一時代とても上げてくださっていたと感謝申し上げます。